ドイツ機ばかりが続きますが、
夜間戦闘機シリーズということで、Ta154A-4をアップします。
1942年。イギリスのモスキートに触発されてドイツ国内でも木製高速戦闘機を作ることになります。
設計開始からわずか十ヶ月で完成したTa154ですが、
700kmの高速を出して期待がかかり量産体制になったにも関わらず、
接着剤のトラブルで連続して空中分解を起こします。
結局生産中止となり50数機が実践配備されたようですが、
悲運の戦闘機となってしまいました。
製作のベースとなった機体は、タカラ「世界の傑作機」3のA-0です。
スポット迷彩は塗り直ししています。
修正箇所は、機首のレーダーから、翼上部のFuG218レーダーにして、
エンジンの消炎排気管に改造。
左翼前縁部の着陸灯は、カッターで削り、シルバー地にした後、
透明エポキシ接着剤で加工して、アクリルカバーを表現してあります。
デカールは全て自作デカールとなりました。
アルプスプリンタは中間色(この場合はグリーン)を表現するのが難しいんですよね。
この機体、機首が軽いのでそのままでは尻餅をつきます。
機首への重りだけではウエイトが足りなくて、
両側のエンジン内部にも重りを詰め込んでなんとか自力で立ってます。
今回は木製戦闘機ということで、継ぎ目の部分や接合部を念入りに消してみました。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0