「捕獲機」【もしくは
鹵獲(ろかく)】というジャンルを自分でつくり、プラモを作ったり、食玩をリペし直していますが、これがなかなか見た目に新鮮で面白いです。
当時、敵国の最新鋭の兵器が登場すると、なんとかその機体の情報を手に入れようとします。ゼロファイターとして恐れられていた零戦も、無傷で手に入れたことから、その長所、短所などを徹底的に調査し、戦略や、新型機の開発に反映させたエピソードなどは有名ですよね。
米軍にはそのように、日本軍機を専門に調査していた、「TAIC」という組織もあったそうです。ここでは、自分でリペしたり、製作した「捕獲機」をまとめてみました。
まずはドイツから
【IL-2 捕獲機】
ウイングクラブコレクションL4の真っ白な
シュトルモビクをリペし直したものです。
下面はRLM04です。
ドイツ軍の捕獲機は全て、
下面を視認しやすいようにするためなのか、
イエローで全面塗装をしています。
味方に誤認され、
撃ち落とされないようにするためもあるのでしょう。
【Yak-9 捕獲機】
ウイングクラブコレクションL3のYak-9。
デカールはすべて自作で、これも下面を
イエロー1色にしています。
なんかドイツ機っぽいですよね。
【P-38 捕獲機】
日本機相手では一撃離脱戦法をとり、
「双胴の悪魔」として恐れられていた
P-38 ですが、ドイツでは単発戦闘機たちに
同じ戦法をとられていましたので、
双発、機体重量の重さから
大いに苦戦を強いられました。
【P-51B 捕獲機(ドイツ)】
SWEET製の機体。ハンガリー空軍の
パイロット育成に使用された機体だそうです。
なんか、かっこ良いです・・・。
【P-51C 鹵獲機(日本)】 陸軍航空審査部所属
中国で、エンジントラブルにより
不時着した機体を鹵獲したもので、
陸軍の黒江保彦少佐が乗って、
内地の各航空隊を回り、
対P51戦の模擬空中戦をしていたようです。
黒江少佐は、
P51は運動性も加速性の良い飛行機だと
褒めていたようで、電気系統が壊れるまで、
乗り回していたようです。
飛行機乗りは国に関係なく良いものは良いと感じるようですね。
P-51C/Bの捕獲機以外は、海外の「捕獲機」の紹介しているサイトを見て製作を行いましたが、
現在は見当たらないようです。
他にも面白い塗装の機体があったのですが残念。
フィンランド空軍も各国の航空機が集まっていますので、面白いですよね。
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2013-03-07 21:07
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