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塗料について

最近の食玩は半組み立て式がほとんどになりました。バリを削ったり、いじったりしているとちょっと塗り直したいところとか出てきますよね。また本格的にリペイントしたくなるものもあります。特に初期のコレクションは何この色?架空機カラー?という塗装もありました。

 ↓こんなの。奥の機体が元々のカラーで、手前がリペしたものです。

Bf109G6-1.jpg

また、SWEETさんやプラッツの1/144のプラモデルを本格的に作ってみたいなという場合もあると思います。

ということで、現在市販されていている塗料を紹介してみたいと思います。塗料の種類は大別すると水性、エナメル系、ラッカー系とありますが、下地と上塗りの関係はこんな感じ。

下地と上塗りの関係2.jpg

 

要は、下地を水性で塗ると、ラッカー系は使用できませんよということですね。

下地をラッカー系で塗れば、後は大丈夫というところですが、Mr.カラーなどの塗料の場合は、食玩で多いABS樹脂の素材に塗装すると、樹脂に塗料が浸透して、パーツが脆くなり、割れたりすることがあります。ABSの地肌のパーツに直接手塗りをする方法は、塗料が多くなるため避けた方がよいかもしれません。

色々試してみたのですが、管理人的には、ラッカー系のMr.カラーを中心に使用し、スミイレにエナメル、仕上げに水性のクリヤーを吹くというスタイルに落ち着きました。下地は必ずサフを吹くようにしています。

水性は皮膜がやや弱い感じです。エナメル系は乾きが遅い分、手塗りには適していますね。

これに加え、ステンシルや細かい箇所の手塗りをアクリルガッシュで使用しています。画材店でチューブ入りで100〜200円位。これは本当に重宝しています。

アクリルガッシュ.jpg 強くこすると剥がれますので、上からクリヤーを吹いて保護する必要はありますね。

 Mr.カラーのような速乾性ですと細かく書き込めないのですが、これは水性なので、筆次第で細かい箇所の書き込みもOKです。

ホワイト、ブラック、レッドを中心に基本色を押さえておくとよいかも。塗料の剥がれた箇所のタッチアップにも便利です。

 

では、次回からドイツ機用の塗料と日本機用の塗料の記事を。

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→日本機の塗装と対応表

→ドイツ機の塗装と対応塗料

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