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急降下爆撃機について調べてみた。その1


九九艦爆.jpg

 

急降下爆撃機ですが、水平爆撃よりも命中精度が格段に上がるということから、1935年頃から注目されはじめ、その特殊性から急降下爆撃専用の機体の開発が各国で行われました。

特にドイツでは兵力の効率的運用のためにHe111以降の制式爆撃機の全て(四発機にまで!)に急降下爆撃の能力を要求したというムチャぶりを発揮します。

有名な急降下爆撃機といいますと、アメリカではSBDドーントレスSB2C ヘルダイバー。ドイツでは、急降下爆撃機の代名詞ともなったJu87スツーカや複葉機のHs123、そして日本の九九艦爆などが有名ですね。

これらの急降下爆撃機のなかで最も成果が出たといわれるのが九九艦爆といわれています。(松本零士「ザ・コクピット」 ゼーアドラー大尉談(笑))

実際、セイロン沖海戦では江草少佐率いる急降下爆撃隊がイギリス海軍の空母「ハーミズ」、重巡「コーンウォール」「ドーセットシャー」に対して平均命中率80%超を叩き出し、尚且つ被撃墜機無しで3隻とも撃沈するという離れ業を演じています。

→今日は何の日?「セイロン沖海戦と九九艦爆」

しかし、急降下爆撃の命中率の高さの反面、狙われやすいということもあり、消耗戦や制空権を捕られたことより、日独の急降下爆撃機の活躍の場はどんどんとなくなっていきます。 

さて、それでは、1/144スケール機ではどの位の機種が出ているかを調べてみました。

ザ・コクピット.jpg

                大尉、戦時下なのに、よくご存じですね(笑)(「ザ・コクピット」4巻より)

●1/144 九九艦爆

 WKC01.jpg

◎「ウイングキットコレクションVol.1 」 〜このシリーズは大人気だったと思います。なんたってラインアップの豊富さ。零戦21型、九七式艦攻、九九艦爆の真珠湾攻撃3トリオに加え、雷電21型、紫電改21型、そしてシークレットでしかなかった「震電」までがラインアップされていました。多くはウイングクラブコレクションの型の流用だったみたいですが、震電はうれしかったですね。ヤフオク狙いが唯一の購入方法です。

◎「1/144モノクローム2機セット」〜プラモデルですと、1/144モノクローム(トランペッター)から2機セットで発売されています(定価1000円) 塗料がそろっている場合は最初からこっちにチャンレンジしてもいいかも。デカールはチープらしいので、MYKデカールさんからお世話になったほうがいいかもしれません。

モノクローム99艦爆.jpg

あとはマイクロエースからも出ていますが、型も古く、わざわざ買うのはどうなのでしょうか。

 MYKデカールさんからは真珠湾攻撃時とミッドウェイ作戦時(2種類)のデカールが発売されています。

 

 ◎「ダイキャスト製AVIONIX」〜1/144スケールのものもあるんですね。最近知りました。お値段はかなり高めですが、ダイキャスト製だからなんでしょうね。

 塗装のバリエーションが豊富です。というかなんでこんなに種類があるの??

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