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WKC Vol.12の零戦21型を少し調べてみた.

ウイングキットコレクションvol.12の真珠湾攻撃トリオの零戦21型ですが、全く新しい金型というのが嬉しいポイントです。でなければ購入する気にはちょっとならないかもです(笑)。

 さて、ラインアップですが、もう少し詳しく調べてみました。
参照記事→真珠湾攻撃隊のマーキングについて調べてみた。

零戦21型
A.赤城戦闘機隊〜「赤城」第1中隊第1小隊1番機 進藤三郎大尉機

Cap 264.jpg

空母「赤城」艦載機ですので、識別カラーは赤、そして一本線です。AI-102番機に上下に一本線ずつですので、 分隊長機ということが分かります。進藤三郎大尉は真珠湾攻撃の第二次攻撃隊制空隊36機の零戦の指揮官として活躍します。

 

B.蒼龍戦闘機隊〜「蒼龍」第3中隊第1小隊1番機 飯田房太大尉機

Cap 265.jpg

 空母「蒼龍」艦載機ですので、識別カラーは青、そして一本線です。BI-151番機に上下に一本線ずつですので、 分隊長機ということが分かります。この分隊長帯のカラーは基本は、胴体の航戦識別帯と同じ色ですが、進藤三郎大尉機のように黄色のカラーを用いる場合もあります。飯田房太大尉第二次攻撃隊制空隊で進藤三郎大尉機の指揮の下、第三制空隊指揮官として出撃しますが、被弾し自爆します。

 

C.第253海軍航空隊岩本徹三飛曹長搭乗機  ラバウルトベラ基地

 Cap 266.jpg

撃墜王岩本徹三の有名な機体ですが、53-102号機ではなく二代目の104号機の方です。岩本機は零戦52型の「53-102」機(諸説あり)→21型の「53-104」→もう一度新しい「53-102」機(22型などの諸説あり)と乗り換えています。

53-102号機に関してはこちらの「新・日本機考」に詳しい解説が出ています。→http://www5d.biglobe.ne.jp/~cocoro/sub103.htm

岩本徹三一飛曹長も真珠湾攻撃には空母「瑞鶴」に搭乗して参加をしていますが、直接攻撃隊についていった訳でなく、機動部隊の母艦上空直衛隊(第一次)としての任務でした。その時の機番はこちら。

Cap 275.jpg

「瑞鶴」搭載の零戦なので 白帯二本にEⅡ-1××になります。岩本機は102号機で機番の上一本ですので小隊長ですね。こっちを出してほしかったように思います。

 でも21型の濃緑色は新鮮でいいですね。以上の3機には付属のデカールが今回もついていて、他の機番もつけることができると思います。

アシタのデカールでラインアップを増やすこともできます。胴体の赤帯と青帯はデカールではないと思いますので、使用できるデカールは空母「赤城」&「加賀」か、空母「蒼龍」&「飛龍」になると思います・

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