公開間近の映画「永遠のゼロ」の主人公、宮部久蔵少尉の歴代搭乗機を調べてみました。
まずは真珠湾攻撃の時の搭乗機
AI-162号機です。
空母「赤城」の搭乗員という設定ですね。当時の「赤城」の零戦パイロットは最も優秀な人材を集めたといいますから宮部少尉(当時は一飛曹)もそのような設定なのでしょう。162号機は当然架空のものになります。
真珠湾攻撃は第1攻撃隊と第2次攻撃と分かれました。「赤城」からは第1攻撃隊の制空隊として9機、 第2次攻撃の制空隊として同じく9機。そして連合艦隊の上空直衛隊として2機の計20機が参加しています。この20名の搭乗員の氏名は全員分かっております。おそらく実在の人物の進藤三郎大尉(AI-102号機)をモデルにしているのかもしれません。
小説では、真珠湾攻撃隊の第一次攻撃制空隊の9機のうちの1機になっています。この搭乗員9名の名前とその後の消息は全て判明しております。
その後は、ラバウル台南航空隊に配属になります。 この時の機番はV-143です。この時のモデルは撃墜王坂井三郎氏のV-103号機でしょうか。V-103をV-104にするだけで宮部機になりますね。
零戦21型の搭乗機はもう一種類あります。
架空と思われる
721-61号機ですね。
これが最後の搭乗機となった機体かと思われます。
食玩では特攻機になっていました。
エフトイズの方は、特攻機仕様となっています。
この後、零戦52型にも搭乗しておりますが、
これは721-53号機です。
食玩では、やはり爆装しています。
タミヤからは1/48スケールと1/72スケールの両方が発売されます。
1/144スケールを食玩ではなく、SWEETで製作してみたいという方は、
空母「赤城」進藤三郎搭乗機の分隊長マークのカットと、台南航空隊の坂井三郎搭乗機の機番のところだけを上手く変更すれば製作が可能かもしれません。チャレンジしてみようかな・・・・・。
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2013-11-18 00:02
来たよ(34)
コメント(2)
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この零戦は、格好いい。。
子供の頃の憧れの、戦闘機でしたね。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2013-11-19 19:53)
★なんだかなぁ〜!! 横 濱男さま
零戦、隼、ムスタング、メッサー、スピットファイアといえば、定番でしたね。
by onemore (2013-11-19 23:13)