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やられキャラだけど人気者。ポリカルポフI-16


I-16.jpg

 今回の”ウイングキットコレクションVol.13”ではポリカルポフI-16がラインナップで加わって期待大です。
 この機体、世界最初の実用的な引き込み脚を持った戦闘機で、1932年の設計着手時には、複葉機全盛の中で、純片持式低翼単葉純モノコック構造の胴体引込脚スライド式の風防推力式単排気管など、新機軸を盛り込んだ意欲的な最新鋭の設計だったのですが、実戦で九五式戦闘機He 51など複葉戦闘機を性能的に圧倒したのもつかの間、直ぐに登場してきた九六式艦戦や零戦に見事にやられていく不運の戦闘機でした。

 

468px-Polikarpov_I-16.svg.png

 図面を見てもズングリムックリで、設計者の美意識が許さないというか、 日本ではまず絶対に採用されないフォルムでしょうね(笑)。愛嬌があって好きなのですが。

 このI-16、実機でも全長6.04m、全幅8.88m と小型で、これが1/144スケールだと、約4cm×6cmという小ささ

 食玩では小さすぎてV-1飛行爆弾とセットで登場したHe162サラマンダーでさえ、全長9m、全幅7.2m ですから、いっそ2機セットとかでもいいくらいではないでしょうか。

 さて、食玩では以下の3種類がラインナップされていますが、どれも代表的なカラーで嬉しいですね。

A. ソビエト海軍 第72混成航空連隊

Cap 941.jpg

胴体に大きく書かれた文字がいかにもソ連機!って感じでいいです。 ハラショー!


B. フィンランド空軍

Cap 942.jpg
敵同士の戦闘機も仲良くフィンランド空軍で使われた魅力あふれるカラーリングですね。
でも、色がやや明るめ。
実際にはパイロットたちには不人気で練習機として複座に改造されて使用されていました。
Polikarpov_uti4_helsinki_2.jpg

 

C. ソビエト海軍 第4親衛戦闘連隊

Cap 943.jpg
これも、ソ連機らしくていいですが、どうせなら、引込機脚をソリタイプにして欲しかった・・・。

 

Polikarpov_I-16-Spain_(clipped).jpg
現在も飛行可能な状態の機体も現存しています。こうしてみるとレーサー機みたい。

 

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