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夜間飛行とブルーベリー

 

本年最初の記事になります。昨日1月3日「瞳の日」でした。ひと(1)み(3)の語呂合わせですね。

 現代はパソコン以外にスマホなどのLED液晶画面のタブレットを見る機会が増え、目への負担も増えてきていますね。
液晶画面から放出されているのが「ブルーライト」と呼ばれるもので、目に見える光のなかでも特に強いエネルギー波長を持っているため、網膜の奥まで届いてしまい、頭痛や不眠といった体調不良につながることもあるそうです。
 そこで、この対策のために、このブルーライトを軽減する専用メガネを使用している人も増えていますよね。

 管理人も、東京のホテルに泊まった時にサービス品でもらいました。

IMG_2704 copy.jpg

 すでにメガネをかけている人には面倒なのですが、食品から改善するという方法が今回のお話。

 「夜間飛行でも目がよく見えた」 英国と日本のパイロットの証言。

 第二次世界中、ブルーベリージャムが大好きで、毎日パンにどっさりのせて食べていたイギリス空軍のパイロットが、夜間飛行でも「物がはっきりと見えた」と証言したことから、それを聞いた学者が研究を進め、ブルーベリーに含まれる色素「アントシアニン」が、年齢や目の疲れからくるしょぼつき・かすみ・ぼやけを予防・改善できることを発見しました。
 この健康に良い食品ということでブルーベリーは多いに普及することになります。

 かたや日本では、夜間で戦うために薬を使いました。これは「暗視ホルモン」という名で呼ばれた薬で、夜間襲ってくるB-29の迎撃の夜間戦闘機隊員に投与されていました。この薬のせいなのか、有名な黒鳥四郎少尉というパイロットは一晩でなんと5機のB29を撃墜した例もありました。

↓黒鳥少尉が搭乗していた「月光」

Cap 973.jpg

 しかしこの暗視ホルモンの正体は、なんと覚せい剤!の 「ヒロポン」でした。この名はギリシア語のピロポノス(労働を愛する)を由来としていますが「疲労をポンととる」というからという説もあります。

 この覚せい剤は、現在ではアメリカでは一番危険なドラッグと言われていますが、当時の日本では副作用が解明できていなく、新聞で普通に滋養強壮剤のようなかたちで宣伝されていたのです。今思うと恐いですよね。

 この黒鳥少尉ですが、戦後すぐに覚せい剤の副作用が始まります。尖ったものや手や鼻が自分の目に飛びこむ感覚、微熱と目眩、食欲の減退に長期間悩まされ、完全になくなるには、40年近くかかりました。
 なんとも恐い話です。

  なんでもそうですが、薬に頼る前にまず食生活の改善などから始めることがいいように思います。
 やはり、ブルーベリーなどの自然のものから摂取するのが一番です。 ブルーライトも浴びすぎに注意ということで、何事もほどほどがいいようです。逆に床時に眠気を素早くとるためには、ブルーライトを浴びることが効果的なのだそうです。まずは、ブルーライトのリスクとつき合い方を理解することが大事といえそうです。

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コメント 3

yam

遅れ馳せながら、新年明けましておめでとう御座いますm(__)m
旧年中はお忙しいところ、ご訪問&Nice有難う御座いました。
今年も昨年同様、宜しくお願い致しますm(._.)m
by yam (2014-01-05 22:45) 

海を渡る

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします^^。
by 海を渡る (2014-01-06 13:22) 

onemore

★yamさま
★海を渡るさま

新年、明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。


by onemore (2014-01-07 16:21) 

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