さて、今回はアニグランド製の「#AA-4037 中島 G5N-1/-2 深山」を調べてみます。だんだん違いがわからなくなってきました(笑)。
◆AA-4037 中島「深山」
◆川崎 研三 キ78
基本設計は航研(堀越二郎が在籍していた東京帝国大学研究所)が基本設計をし、川崎航空機が製造した日本陸軍の高速研究機です。
1943年の12月27日に日本のレシプロ機では最高の699.9km/hを記録しました。もう0.1Km/hぐらいなんとかなんなかったのでしょうか?せめて700km/h超えにすれば良いのに。
アニグランド以外にも1/72スケールでAZモデル、アンリミモデルが模型化しています。
AZモデルはなんと2機入り。実用化されたことを想定したカラーリング。なんか飛燕か、メッサーシュミットみたいですね。胴体横のエアインテークが特徴的です。
日本の試作機の中でも最も変わった飛行機といえる「景雲」です。スケールが間違えているんじゃないのという位、一回りも二回りも大きいのですが、それもそのはず、この飛行機はなんと胴体の中央にエンジンを搭載(まるでアメリカP-40エアラコブラのよう)したのですが、このエンジン、愛知ハ70 01型 液冷倒立V双子型24気筒(アツタ30型発動機を並列に組み合わせた)でなんと3,400hpの大出力。最高速度740km、航続距離3,333km以上という高性能を目指します。
いわばエンジン2基分を胴体中央に配置しているから大きくもなります。
この形状からジェットエンジンも搭載しやすいことから、ジェット攻撃機化した「景雲改」も計画されました。
横からみたらなんか違和感が・・・。二人羽織みたい。
珍しいので「ファインモールド」からもキット化されています。
プラモデル 1/72 海軍十八試陸上偵察機 景雲[ファインモールド]《取り寄せ※暫定》 |
◆愛知・水上偵察機「瑞雲」
このキットでは珍しい量産された実用機です。「瑞雲」は256機生産されています。
結構活躍した機体なので、食玩でも出ています。
アシタのデカールでアニグランド製のキットをグレードアップさせてもいいかもですね。
→1/144 愛知 E-16A 水上偵察機 瑞雲 [アシタのデカール]はこちらから
<参考記事> 急降下爆撃もできる水上機「瑞雲」
現在は品切れ中です・・・・。
【アニグランド 1/144 G5N-1/2 深山/改 レジンキット】アニグランド AA-4037 1/144 中島 G5N-1/... |
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どれも知りませんでした。
水上偵察機、カッコイイなぁ(^^)ニコ
by johncomeback (2014-03-05 06:12)
「景雲」知りませんでした。日本も一風変わった飛行機を作っていたのですね。。。
by ys_oota (2014-03-06 01:00)
★johncomebackさま
こんにちは〜瑞雲は上から見るとカッコいいですよ。
★ys_ootaさま
へんてこな形ですよね(笑)。珍デザイン機は、いずれまとめて記事にしたいと思います。
by onemore (2014-03-06 10:12)