何十年も航空機の趣味の世界から遠ざかっていたので、現代の航空機の情報についてとんと疎くなっていた管理人ですが、最近ではステルス機のギザギザが気になってしょうがありませんでした。
コレです↓
F-22以外にもロシアのT-50も
中国のJ-20も
なんかギザギザだらけ・・・。特に機首のレドームや脚カバー、ミサイルを収納するウェポンベイなどにギザギザ模様が目立ちます。
地上で脚を出している画像にも脚カバーがギザギザです。どうもステルス機だけの特徴のようなので今更ながらですが調べてみました。
ギザギザの謎
対レーダーに対するステルスの大半は形状に起因するそうです。そういえば、最近のステルス機はどれも、カクカクした感じですよね。ステルス艦艇もそう。
スウェーデン海軍のヴィスビュー級コルベット(Wikipedia)
一定の角度に傾斜したパーツで外観が形成されていることがわかるかと思います。
なんかシンプルなのですが、
これにより、レーダー波を一定の方角のみに反射するようにし、発信元には戻らないように図っているわけです。
で、このステルス技術を究めていくと小さな反射も無視出来なくなるそうで、
実験段階では、小さなビスが飛び出ていただけで
ステルス機が探知されてしまったりもしたそうで、かなりシビアなものだそうです。
ですので、機体のパネルラインなどにもこだわり、このギザギザは、敵から来た探知用のレーダー波をそらすためのものだそうです。
うーん、ここまで徹底的にやらないといけないのですね。昔の飛行機みたいに機銃が飛び出していたり、翼下面にミサイルやら落下タンクなどぶら下げるなんてことはできない訳です。
でも、このステルス機を見つけるための技術なども開発され、イタチごっこの様相を将来はしていくのでしょう。モデラーとしては、切子状の形状ばかりでちょっとつまらないように思います。
こんな記事もどうぞ
2014-04-19 22:30
来たよ(24)
コメント(2)
トラックバック(1)
[編集]
共通テーマ:趣味・カルチャー
ステルス戦闘機の技術はすごいですね。
ビス一個も探知する技術もすごいけど、それを上回る技術開発とは(>_<)
by おーやん (2014-04-21 10:56)
おーやん さま
こんにちは~。操縦席のヘルメットの球体までヤバイということで、風防に金を塗布しているそうで。そこまでやるんですね。
by ワンモア (2014-04-24 11:26)