購入したものは、B:陸軍航空士官学校 と C:満州国 奉天飛行学校
の2つです。
さて、複葉機だけあって支柱が多いはずですので、組み立てはどうなるのかが気になるところでしたが、開けてビックリ、かなりのパーツ構成です。
省略しないだけ頑張っていますが、これはピンセットは必需です。
ABS樹脂なので柔らかくて無理に入れるとすぐに曲がります。しかもほとんどのパーツがなかなか穴に入らない!
うーん、これは今までのウイングキットコレクションの中では難易度Aの食玩ではないでしょうか。
まあ、複葉機全般に言えますが、製作が難しいです。
ということで、リペイント目的ですので、無理に組み立てることは断念しました。単純な支柱に関しては、0.3mmなどの真鍮線で工作することにします。
なので、製作は中断。九五式練習機について調べることにしました。
九五式一型練習機
「赤とんぼ」という愛称で呼ばれる、大日本帝国陸軍の代表的な練習機です。飛行性能に優れた機体として、陸軍飛行学校で広く使われました。
ちなみに「赤とんぼ」という愛称は、特定の飛行機を指しているのではなく、オレンジ色に塗装された練習機全般を指しますが、海軍の九三式中間練習機 と並んで、この陸軍の九五式練習機も赤とんぼと呼ばれた代表的な練習機です。
さて、この九五式練習機ですが、パワーの異なるエンジンを換装させることで、初歩練習機にも、中間練習機にもなる機体を開発せよと陸軍から中島飛行機へ命令を下します。エンジンを変えるというのは重心が変わるので難しいのですが、案の定難航しますがなんとか2種類のエンジンを装備した練習機を開発します。結果、初歩練習機は不採用になり、試作3号機が中間練習機として1935年7月に九五式一型練習機(キ9)として制式採用されました。後に色々と改装されて、九五式一型練習機乙型(キ9乙)とされますが、それがこのウイングキットコレクションの機体になります。
合計2,618機も生産され、日本のみならず、タイやインドネシアでも戦後使われることになる優秀機です。
他にも九五式二型練習機、九五式三型練習機とありますが、全然別の機体です。
戦争の経過と飛行機の性能の向上とともにこの九五式中間練習機は、初等練習機としての位置になり、九九式高等練習機に座を譲りました。
九九式高等練習機(Wikipedia)
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いいですね。チョコエッグの海軍の赤とんぼと比べたくなってきました。
by hideta-o (2014-06-10 12:53)
hideta-oさま
こんばんは~。海軍の赤とんぼと比べるのも良いですね!
I-16が完成しましたらこの陸軍の赤とんぼも製作に入りますので、御覧ください^^
by ワンモア (2014-06-11 00:18)