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フィアットCR.42ファルコを改造してみた〜その10

フィアットCR.42ファルコを改造してみた〜その10 デカールの製作

144CR.42.jpg


 
塗装もあらかた終わり、後はデカールの製作です。ドイツ空軍の国籍は資料から製作。各会社によって日の丸の大きさや白フチが違っていた日本と違って、明確な基準ができているのがドイツっぽいです。

ドイツ.jpg
黒フチありからフチだけになったり色々変遷がありあす。


 しかし、戦争直後や中盤までは厳密な塗り分けが行われていましたが、終戦直前は、黒の縁だけであったり、シンプルなものになったりもしました。塗装だけ時系列的に見ても戦争の苛酷さを感じるのがなんともいえません。

 印刷は例によって生産中止となった、アルプスプリンターMD-5500です。インクカートリッジ式でないので、長年使用していなくても即使えるのが便利です。

 モデラーを続けている以上は、どうしても手放せない一品です。再販してくれないかなぁ。

  とうことで、ネットで落とした図面を基にトレース作業でデカールを作成しました。

Cap 314.jpg

 
 これをアルプスプリンターで打ち出すのですが、インクカートリッジ式のプリンターと違い、黒は黒、白は白と重ね印刷をかけるために、レイヤーを色ごとに分けておきます。 
 インクリボンはシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックとDTPデザインをする人にはお馴染みのCMYKに特色カラーのホワイトやゴールド、シルバーなどがあります。

   リボンの種類

 シアン(C)
 マゼンダ(M)
 イエロー(Y)
 ブラック(K)

 ホワイト→これを使いたいがためにMD-5500を買ったようなものです。
 ゴールド
 シルバー


 これ以外にも光沢用リボンなど色々と発売されていました。

 このプリンター、単色には強いのですが、赤や緑の掛け合わせはドットがでるので、その処理が難しいのです。
 また、下地が透けないように2回印刷とかする場合もあり、かなりコツがいるのです。デカールをよく印刷した時には独自でつくったノウハウがあったのですが、数年ぶりに使うとすっかり忘れていました。

 いずれ、思い出しつつ忘備録としてブログに書き留めておきたいと思います。

 次の記事では実際にプリントして貼っていきたいと思います。

CR42ファルコ.jpg

 

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コメント 2

楽しく生きよう

コメントありがとうございました。

ドイツは昔からきっちりしているんですね。
by 楽しく生きよう (2014-09-06 15:42) 

ワンモア

楽しく生きようさま
こんばんは。お大事になさってください。m(_ _)m
ドイツは職人気質ですよね。
好きなんです。
by ワンモア (2014-09-08 22:51) 

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