変わり種飛行機の模型 Bv P178 ジェット急降下爆撃機が発売：1/144ヒコーキ工房：So-netブログ

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変わり種飛行機の模型 Bv P178 ジェット急降下爆撃機が発売

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今日の一枚

おぉ、ついにガソリン120円を切るスタンドも。

ホビーサーチさんから予約が開始されました

独ブロームウントフォス Bv P178 ジェット急降下爆撃機

Bronco Model(ブロンコモデル)製、
1/72スケールの簡易インジェクションのプラモデルです。

お、グライダー？
しかし、

反対側からみるとエンジンが！

上から見ると一目瞭然。

ジェットエンジンがなぜか変な位置に。

何ともへんてこなデザインですね。
独特の左右非対称のレイアウトです。
よく見ると水平尾翼もなんか変。

爆撃機なので、胴体中央に爆装するためにエンジンを胴体以外に装備するのは分かりますが、双発にしない理由ってなんかあるのかな。

　このブロームウントフォスBV P.178という航空機ですが、実は、この計画機そっくりな偵察機が実在していました。
　

　それがこれ、BV141です。
　実際に飛行した航空機の中で、最も左右非対称の機体として有名です。

これもかわった飛行機ですよね。水平尾翼なんかも変(笑)

　なんで、こんな左右非対称のデザインになったかというと、ドイツ航空省からの要求で「良好な視界を持つ単発三座偵察機」を実現するためのものだったそうです。
　エンジンが一つで視界が良好ということなので、偵察席を主翼につくったという感じです。へんてこな形の割には安定性、操縦性には大きな問題はなかったとのこと。
　しかし、エンジンと油圧装置の不具合から実用化には至らなかったみたいです。
設計者のフォークト博士は、BV 141が失敗に終わった後も、多種多彩な非対称機を提案していますので、なにか執念みたいのがあったのでしょう。
　下のBv194はジェットとレシプロエンジンとの間の子。

http://www.luft46.com/bv/bvp19401.html

　なんか、こうドイツの設計者って可能性に戦争に勝つことより、可能性にチャレンジすることに執念を燃やしているとしか思えません。こういうところが好きなんですけどね(笑)

　ブロームウントフォス Bv P178はホビーサーチさんで3,888円で2月下旬に発売です。