下地の選定
金箔は下地が命です。普通の塗料とは違い、筆ムラがストレートに出てきます。指紋さえも金箔の表面に浮き出てくるので下地処理は慎重に行わないといけません。
なんせ、金箔は厚さがコンマ何ミクロンの世界ですので。
そこで、本番前に下地塗装でどのくらい違いが出るのか実験してみました。
サフを吹いたプラ版に光沢ブラック、セミグロスブラック(半光沢)、つや消しブラックをそれぞれ筆で塗り、そこに金箔を貼ってみました。
違いは明らかですね。半光沢やつや消しは金箔がのらないで剥がれていますが、これは、金箔を貼るために塗る”箔ピタ”という塗布剤がブラックの塗料に吸い込んでしまったせいかかと思われます。
筆のザラザラ感も出てしまっています。
これはこれで一つの表現方法かと思いますが、今回は筆塗りは止めてちゃんと、ガンで吹きましょう。
パネルの表現もしたいので、光沢ブラックを基本として、すこしつや消しを加えつつ、金箔、消し金粉などを使い、光沢の違いを表現してみたいと思います。
まずは、基本の工作をきちっとやることが先決ですね^^;
黒だけでも光沢ブラック、セミグロスブラック、つや消しブラックと3種類出ています。
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2015-04-14 21:02
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コメント(4)
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自分ではできませんが、
とっても納得できる内容、次が楽しみです(^^)ニコ
by johncomeback (2015-04-14 21:06)
全部で何色持っているのか知りたいですね~
by たくや (2015-04-15 08:57)
★johncomeback さま
黄金の零戦(笑)。前からやってみたかったのです^^
★たくやさま
私ですか?WWⅡの日本機とドイツ機の基本カラーは全部あるので約50色?それに基本色と多少の戦車カラーと現用機色、水性カラーなどで、全部で100色位でしょうか。多いのか少ないのか分かりませんが^^;
by ワンモア (2015-04-15 12:23)
明確に違いが出るんですね。
それだけ金箔は薄いんですね。
by 楽しく生きよう (2015-04-15 17:27)