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ヒンデンブルグ号爆発事故の真相は?

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 今日は最後のGWですね。明日からまた仕事かと思うと気が滅入る方もいると思いますが、休み疲れを残さぬよう、今日はゆっくりしたいと思います。

 さて、本日は、1937年の5月6日のこの日は、ヒンデンブルク号爆発事故が起きました。これは1912年4月14日に起きたイギリスの豪華客船タイタニック号沈没事故、1986年1月28日に起きたアメリカ・スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故などとともに、20世紀の世界を揺るがせた大事故のひとつとして数えられています。

 

 このヒンデンブルグ号、今でも超巨大な乗り物で、現在のジャンボ機と並べてもこんなに違います。

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 ヒンデンブルク号が竣工していた当時のドイツですが、すでにナチスの政権下にありましたので、この飛行船も国威掲揚のひとつとして大々的に利用されていました。

 フル稼働した最初の年である1936年は、アメリカ合衆国へ10回、ブラジルへ7回、計17回の大西洋横断往復飛行を行いました。1936年7月には、5日19時間51分という、大西洋往復飛行記録も樹立しています。

 しかし、1937年の5月6日、アメリカのイクハースト海軍航空基地に着陸準備をしている最中、高度200mで突如、発火、炎上します。僅か37秒で完全に炎に包まれたと言いますから、あっという間の出来事だったといえます。これにより乗員・乗客35人と地上の作業員1名が死亡しました。

 火災の原因は、陰謀説(映画にもなりました)や、水素ガスの漏洩などの事故説など様々な議論が起きましたが、現在では、静電気の火花が船体の外皮の塗料に引火したのではないかという説が有力だそうです。

 この事故により、大型硬式飛行船の安全性に疑問が持たれ、飛行船の時代は終わりましたが、しかし、現在は安全性も向上し、見直しがはかられており、ゆっくりと飛行するので、広告・宣伝にはピッタリであること、また空輸にしても、長い滑走路がいらないこと、ソーラパネルなどによる推進も可能なエコの面からも見直しがされているそうです。
 別に急いで運ばなくてもいいものは太陽電池の飛行船でゆっくりと安く運べるという選択肢があるのもいいですね。

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コメント 1

johncomeback

僕も今日は家で英気を養っていました(^^)ニコ

ヒンデンブルグ号、こんなに巨大だったんですね。
ジャンボジェット機との比較で良く分かりました。
by johncomeback (2015-05-06 20:30) 

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