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九九式双発軽爆撃機を改造リペイントする〜その2

 模型作りの楽しみの一つは、資料集めです。
 出来上がりのイメージを資料を見ながら固めていくのは面白いものです。やりたいことが優先しすぎると腕が追いつかないので挫折することもしばしば(笑)。
 私のような出戻りモデラーには1/144スケールはちょうど良いのです。学生時代は1/72がメインで、お小遣いをはたいて1/48、1/32でしたが。
 そういう意味では新しい機体の模型製作は、新たな出会いがあってワクワクします。今回は、自分にとってはお初、九九式双発軽爆撃機を改修、リペイントをすることにします。

 この機体の大まかな内容はこちらの記事もご覧ください。
→川崎双発機の原点。九九式双発軽爆撃機

 さて、この九九式双発軽爆撃機、零戦と同じ栄12型/21型エンジンを搭載していたんですね。知りませんでした。海軍では栄エンジンの名称ですが、陸軍ではハ25(栄11/12型)、ハ115(栄21型)と呼ばれていたそうです。優秀なエンジンは陸海軍問わず使用されていたのですね。
 今回はエフトイズの双発機コレクションの九九式双発軽爆撃機Ⅰ型をⅡ型に改造します。
 Ⅱ型は急降下爆撃が行えるようにダイブブレーキを搭載、エンジンもハ25型からハ115型へと馬力アップしています。これがメインの工作になると思います

九九式双発軽爆撃機_02.jpg
まずは、飾りのスタンドを差し込む穴を埋めちゃいます。エンジンの形状の違いは空気取り入れ口の長さが上下逆になるところ。
 下は短く切り落とします。

九九式双発軽爆撃機_06.jpg
で、上はポリパテで長く伸ばしてあげるかたちに。
窓枠の追加工作は、削った部分に塩ビ板を当てる形にしました。

九九式双発軽爆撃機_05.jpg
わかりずらいですが、一応軽く隙間を開けています。
九九式双発軽爆撃機_03.jpg
ついでに銃座が出てくる胴体下部のパネルの支柱を追加工作
九九式双発軽爆撃機_01.jpg
こんな感じで銃座が出てきますが、しゃがみ込むようなかたちで掃射するのでけっこうスリリングですよね。敵機への防御というより、地上掃射用かな。

とりあえず、今日はここまで。


 

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コメント 3

ロートレー

ワンモアさんの素晴らしいプログ記事は綿密な資料調査で裏打ちされていたのですね~納得です。

by ロートレー (2015-06-08 08:27) 

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
石ノ森章太郎氏は宮城県登米(とめ)市の生まれです。
学生時代、生家から石巻市にある映画館「岡田劇場」に
自転車で3時間ほどかけて映画を見に来ていたといわれ
ます。そんな縁があって石巻には石ノ森萬画館があります。
津波で壊滅的な被害を受けましたが、関係者の必死の努力によって、震災から1年8か月後に再オープンされました。
by johncomeback (2015-06-08 15:45) 

ワンモア

★ロートレーさま
コメントありがとうございます。
元々模型製作に本腰入れるきっかけになったのも学校の授業で色々な翼型を調べるたことがきっかけなのです^^
調べて読んで妄想してだから、製作が遅いのです(笑)

★johncomeback さま
石ノ森章太郎、子供の頃に影響されました^^
by ワンモア (2015-06-08 20:19) 

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