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今市の報徳庵と杉並木公園

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今市の報徳庵と杉並木公園

　先日、知人をパワースポットとして有名な滝尾神社に案内したのですが、それを聞いて、単身赴任で栃木に来ている知人が「私も是非」ということでしたので、休みの日に男二人で日光に行くことに。
　ここの所、雨ばっかりでしたので、晴れの日のドライブは気持ち良いですね。
でも暑い・・・暑すぎる・・・・。いきなりはヤメてと願わずにいられない快晴日和で、気温もグングン上がっていきます。

　日光杉並木街道の途中の、水車のある日光杉並木公園に立ち寄りました。

　日光杉並木公園は、日光杉並木街道の保護と地域文化を継承するために造られた公園ということで、水車や民家の復元された建築もあるなかなか見どころのある公園なのです。
　縦に長い公園なのでこちらの報徳庵の駐車場に停めるのがオススメ

　報徳庵は、”報徳”という名の通り、かの有名な二宮金次郎の教えからつけられた蕎麦屋さん。
　この今市は、二宮金次郎の亡くなられた場所で、その生前の威徳を讃え、報徳二宮神社が建てられています。生まれ故郷の小田原にもありますね。いつか訪れてみたい神社の一つなのです。

　昼時は平日に関わらずいつも混んでいます。11時からなので準備中でした。ここはオススメのお蕎麦屋さん。他県から訪れる際には是非お立ち寄りください。車が通らない日光杉並木街道も探索できます^^

報徳庵 〒321-1263 栃木県日光市瀬川３８３−１　

報徳庵の駐車場

報徳庵の傍の小道を下るとこんな施設が。

今も稼働中のようです。

巨大な水車が

10mもの巨大な水車は珍しいそうです。

水車は水路にそって幾つもあります。

この水車は稼働中です

杉のお香を作るための水車だそうです。

グリスがたっぷりと塗りつけられていました^^;

　石像と石碑が。「寛保」という年号が見ます。スマホに入れた「暦換算機」のアプリを立ち上げて検索。寛保(かんぼ)は1741年〜1743年ということが分かります。寛保３年だから1743年のもので272年前の石碑ということが分かりました。スマホ便利です。

と、歴史の深さに思いを馳せていると背後に列車の音が。

おぉ、スペーシアだ！
東京スカイツリーに合わせた最近のカラーですね。初めてみました。

歴史への思いは軽く飛び、撮り鉄さんの真似事で次の通過を待つことに(笑)。

来た来た。

区間快速の浅草行。
このスポットは電車が間近で見れるので最高です。

さて、坂を登って駐車場に戻ると、報徳庵も開店準備です。

時間がないので、ここへはまた立ち寄ることにしましょう。
報徳庵の傍には農家を復元しています。

旧江連家だそうで、現在中に入ってみることはできません。

この公園には、杉並木を保存していくために
オーナー制度を募集した看板が立てられています。

　杉並木の杉を購入してオーナーになるそうです。
　自分も参加したいなと思ってみたら一本、一千万でした(笑)　無理無理無理^^;
　よくみると企業名が多いのもうなずけます。それでも個人名の方も意外と多いですね。

　実は毎年100本以上の杉が倒木や枯死によって姿を消しているのです。沿線の開発による根の切断とか排ガスが主な原因だそうですが、生活道路としても利用されているので、減少のペースに歯止めをかけるには難しいそうです。
　最近は杉並木を避けた公道が開発されてもいますが、なかなか大変なことのようです。
　杉並木の中を走るのは気持ちがいいですが、車の排ガスのことも考えないといけませんね。
　
この公園の脇の杉並木は歩いて探索できます。車で見るより歩いて堪能するのが一番ですね。