幻の零戦42型がほぼ完成しかけたところで、次の企画に移ります。
松本零士氏のコミック「戦場まんがシリーズ」の「成層圏気流」に登場するフォッケウルフTa152Hです。
この『成層圏気流』、どういう内容かというと・・・・
ドイツ空軍のエース、ラインダース大尉は空戦中に搭乗機を捨てた卑怯なパイロットとしての不名誉を負ってしまいます。彼の捨てたFw190A型には一発の銃弾も当っていなかったのです。
そんな彼に汚名返上の機会として与えられたのは、最新鋭機Ta152による輸送機の護衛任務でした。
輸送機はなんと鹵獲したアメリカの爆撃機B-17。そして、そこで出会ったのは彼の恩師、原子物理学者のバフスタイン教授と、彼が愛した人、メルヘンナーでした。
ラインダースは、教授の下で、助手として将来の物理学者として有望視されていたのです。メルヘンナーは、彼の代りに、ある兵器の研究に助手として参加していたのでした。
バフスタイン教授、メルヘンナーとの再会に驚きつつも、彼は、その積荷の正体を明かされます。それは、彼が去った後も研究を続け、ついに完成させてしまった世界最初の核爆弾でした。
実戦に使用させたくない。彼女たちの思いを汲んだラインダースは・・・・。
フォッケウルフTa152H-1のラインダース機
さて、このラインダースの搭乗した機体を、エフトイズVSシリーズ2の1/144Ta152で製作します。
コミック版とOVA版と2種類のラインダース機があるのですが、今回はコミック版でいきます。
特徴は緑のハートマークでしょうか。この緑のハートマークは、ドイツ機モデラーさんには有名なJG54戦闘航空団のシンボルマーク(グリュンヘルツ =Grünherz)なのですが、その主な戦歴は東部戦線なので、北アフリカ戦線に参加していたラインダース大尉の戦歴とは接点がない感じです。
JG54は、ソ連機を1万機以上を撃墜したJG52に次ぐ9600機を撃墜した最強の航空団と言われています。
→http://www.asisbiz.com/Luftwaffe/jg54.html
ちなみに、OVA版では、このグリーンハートは何故か無くなっています。
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拙ブログへのコメントありがとうございます。
2000枚近く写真撮りましたので拙ブログで
紹介させていただきます(^^)ニコ
by johncomeback (2015-08-17 13:57)