このブログはタイトル通り飛行機の製作ネタが中心なのですが、雑談も取りませながら運営させてもらっています。
その中で「今日は何の日」というネタも入れておりますのでお付き合いください^^
本日11月14日は「いい石の日」です。「いい=11」「いし(石)=14」の語呂合わせで、山梨県石材加工業協同組合が制定しました。お墓の石材などを中心に加工している組合さんみたいです。
墓石というと普段の生活ではあまり馴染みはないのですが、歴史を趣味としている方は、墓石や石碑などからその歴史が読み取れますので、意外と研究してみるのも面白いかもしれませんね。
最近ハマっているスマホのアプリはこれ。観光や探訪などの旅先で石碑に刻まれている年号を調べるのに便利です。
たとえば散歩の途中で見つけたお地蔵様。隣にある石碑に「寛保」の文字が。年号を見ただけでは何百年前か、ちょっと分かりませんが、このアプリがあると、すぐに調べることができるのです。
「寛保三年」の文字が読み取れます。アプリを立ち上げて調べてみると、江戸時代1741年〜の時代ですね。
寛保三年なので、1743年の石碑ということが分かります。272年前で、干支では亥の年ということまで、その場で調べられます。
さて、墓石ですが、最も多いのは御影石と呼ばれる花岡岩(かこうがん)と言われるものだそうで、その起源は形成されたマグマが地上に出ることなくゆっくりと冷却されてできたという説が有力です。
緻密であるため、表面を研磨することで光沢を出すことができ、墓石の他にも公共の建物や、記念建造物の床石など広範囲に利用されています。
最近の墓石は価格が安い中国産のものも多く出回っているようですが、その石の品質って何で決まるのかというと、急須水率、圧縮強度、比重などで表されるようです。 同じ石でも取れた時期と場所によって2級から特級まで何種類かに区別されるとのこと。
お墓の墓石まで外国産が出回っているってなんだかすごいですね。お墓はせめて国産限定にならんもんかな。
墓石は、加工の仕方などで、変質や変色といった耐久性に関わってくるとのことで、研磨精度が悪いとツヤが落ちるのも早いそうです。良くないものは5~6年で艶が落ち始めるそうですから、ご先祖さんもこれでは浮かばれませんね。
ちなみに国産の墓石は、長い日本の歴史の間に墓石として適切な石材が選別されていますので、実績や安心があるのは間違いなく、それで国産にこだわる人も多いようです。
地元で産出されたものが一番その風土にも合うと思うし、長持ちするような気がしますがどうなのでしょうか。
ちなみに外国産の輸入石材を使ってお墓が建てられるようになったのは、ほんの30~40年ほど前でまだまだ歴史が浅く、日本の風土での耐久性において未知数な部分があります。
いわば、実験中という段階なので、この先、耐久性においてどうなるのかは分からないそうです。この点、ちょっと怖いですね。
また同じ墓石、同じ工事でも業者によって100万以上も差が出る業界だそうで、知らないで申し込むと後でしまったと思うこともありますね。
良い石を選ぶ以上に良い石材店を選びたいものです。
→墓石の選び方(墓石ナビ)
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こんにちは!いい石の日に何とか伺う事が出来ました。
故郷の石材屋さんが制定されたようですね、このアプリ
ですがホント便利!早速利用させて頂きますね。
by Hide (2015-11-14 13:32)
母親の実家は石屋でした
母親の兄が継いでいましたが
石を切って磨いてハンマーとノミで
家紋や文字を彫っていたのを見ていました
高校時代バイトといえば伯父さんの仕事を手伝ってました
墨壺 水準器
ダイヤモンドホイール等の
工具にワクワクしました(笑)
by タイド☆マン (2015-11-14 13:43)
「いい石の日」ですか、僕は石垣フェチです(^^)ニコ
by johncomeback (2015-11-14 14:30)
訂正です
正 「石屋です 」 誤 「石屋でした 」
どっちでも良いですか (笑)
by タイド☆マン (2015-11-14 17:59)
このアプリよさげですね、早速インストールしたいと思います(^o^)
by アニ (2015-11-15 00:05)
★Hide さま
故郷が山梨なのですね^^
このアプリ、平成と西暦で年齢を出すに便利です^^
★タイド☆マンさま
ハンマーとノミで家紋や文字が掘れるなんてスゴイ!
いつも思うのですが、削りすぎた場合ってどうするんでしょう。
★johncomeback さま
石垣、良いですよね。鉄腕ダッシュの石橋を造る番組には興奮しました^^
★アニさま
便利ですよ。仕事でも使えます。
by ワンモア (2015-11-15 14:07)
当時は書道の先生に
墓石に彫る文字を和紙に書いてもらって
のりで墓石に張り付けて文字のトコロを彫る ってやってましたね
可笑しかったのは
伯父さんが家紋を間違えて彫ってしまって
仕方がないから その面を全部削ってまた磨いて
再度 正しい家紋を彫って ってやっていましたね
その墓石の寸法に関しては あえて何も訊きませんでしたが(笑)
by タイド☆マン (2015-11-15 18:18)