9月の末にArmoryというメーカーから1/144スケールのMe163が発売されると聞いて、Me163好きの自分としてはさっそく予約購入をポチッと「駿河屋」さんに。
それから一ヶ月販売が延期されて、本日、念願のキットが。
ということで、さっそく開封してみました^^。
画像では1機ですが、実際は2機入り2in one BOXです
事前に見た通りのパッケージ内容です。
説明書は丁寧ですね。というかこれだけのカラーバリエーションが載っている資料はそうないと思います。イギリス、ソ連などの鹵獲機などは貴重ですね。作る気はないけど(笑)
組み立て説明図と資料はA4サイズの二つ折り。ランナーなどをこれでくるんでクッションがわりにしている感じですね。
デカールは日本ではそう見ない下地が白いデカールです。これは印刷もちゃんとされていてgood!
鉤十字のスワチカは海外ではよくある、組み合わせて貼るタイプです。
見てすぐにわからないように配慮されていますね。キットの中には元々無いものもあるのでありがたいです。自分は歴史的に存在しているなら、ちゃんと付ける派です。
とまあ、ワクワク感はここまで(笑)
ランナーを取り出してみて最初の印象は、あれ?なんか荒い感じが・・・・。
画像ではわからなかったのですが、実際に現物を手にしてみると表面仕上げの粗さが目立ちます。傷も入っているし・・・。
表面もよくよく見ると仕上げが荒い感じが。ランナー枠がもたっとした感じなので悪い予感がします^^; そう、こういうランナーの成形をしたプラモデルって昔、かなり苦労した記憶が蘇ります。
およよ、という感じでとりあえず仮組みをしてみましょう
あ、やっぱり 合わねー!
というか、結合するポッチもない(笑)。
いらん翼端の捩り下げも入っている・・・しかも左翼だけ(笑)
右に合わすと左がずれ、左に合わすと右が隙間だらけ。どないせーっちゅうねん。
もういちど、箱を引っ張りだして、どこだ、どこのメーカーだっけと見ると、ウクライナのメーカーでした。エデュアルドのパーツは精度が良かったのですが、あれは、チェコか・・・・。
同じ東ヨーロッパだと甘くみたのが馬鹿でした。
これは、大変だぞ・・・という、何十年か昔のバリが出まくっていたプラモデルや、ふにゃふにゃのバキュームキットを思い出してきました・・汗
気を取り直して、他のパーツを。購入する気になったのは、キャノピーが開封状態と2種類あったからなのですが、なんかこっちもボコボコ感があります。
キャノピーは磨けばなんとかなりそうですが、割れやすいからなぁ。大丈夫かなぁ。
おそらくというか、ほぼ、簡易インジェクションキットだと思いますので、もしかすると初期ロッドではないかもしれません。
ちなみに簡易インジェクションとは、ハセガワやタミヤのような大手の大量生産プラモデルで使われている金型ではなく、樹脂製やアルミなどを用いた簡易の型で射出成形をするキットのことです。
本格的な金型を起こしたのでは採算がとれないマイナーなアイテムなどに用いられる製作方法ですが、本格的な金型に比べれば寿命が短く、徐々にモールドやディテールも甘くなりがちになります。
◆ポピーの「架空戦記」のMe163Bとの比較
十年前に発売された、「架空戦記」のMe163Bと較べてみましょう。
外見はほぼ同じですが、モールドやエッジのシャープさに明らかな違いがありますね。
これ、おまけなんです。本体は彩色済みのMe163Cで、それの付属キットとしてついていたものなんですが、こっちの方が全然出来がいいじゃん。
右が架空戦記のMe163B、左が今回のMe163B
なんか、そう考えると日本のプラモデルって接着剤無しでも組み立てられたり、あらかじめパーツに色が付いていたりするガンプラが当たり前になってきていますが、すごいことなんですね〜。
ホゾもないので仮組みすらできないのは、これは製作が大変です。
プラモデルを購入する目的には、製作やコレクションはもちろんなのですが、デザインや構造を立体で確認して勉強するというのも目的だったので、これはこれで良しとしましょう。
こうなったら、いっそ大改造しちゃおうかな〜。
ArmorymodelsのHP、晒しておきます(笑)もっと頑張れ。
→http://armorymodels.com/
(追記)
無理やり矯正したらなんとかなりそう。隙間と接合部のパテ埋めは必須^^;
<関連記事>
購入前レビューではデカールの多さやカラーバリエーションなどで☆4つでしたが・・・・
→購入レビュー【最安情報も】Armoryから1/144のMe163が発売!
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Armorymodels?
聞いたことの無いメーカーですね~
どこの国のメーカーなのでしょう?
by アニ (2015-11-21 10:36)
やはり海外モデルは金型が甘いですね・・・・最近は改善したのかと
思ってましたがまだまだですね。
昔Revellのスピットファイヤー組んだ時も合わなくて泣きました。
by kinkin (2015-11-21 12:11)
腕の見せドコロですね☆
翼上でなく まだ翼下側でよかったのではないでしょうか
by タイド☆マン (2015-11-21 17:21)
★アニ さま
ウクライナのメーカーなのです。このメーカー、1/144では、他のI-16ぐらいしか出ていないですね^^;
★kinkinさま
こんばんは~、エデュアルドなど最近は良くなっているなぁと思いきや油断しました(笑)
日本はかなり親切ですよね〜
★タイド☆マンさま
こんばんは~。かなり強引に捻じ曲げて接着しております^^;おそらく設計ではぴったりのつもりだったのでしょうが、射出の際に変形したのかなぁ。
でも、パネルと全然関係ないところに接合ラインがスジ彫りを横断しているので、これはないわ〜という感じです^^;
by ワンモア (2015-11-21 17:28)