ヤフーニュースでも取り上げられていますが、世界でも極めて貴重な飛行可能な零戦が日本に戻ってきて、今月27日(水)に鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地にて初飛行を行う予定だそうです。
これは、十年くらい前から行われていた、零戦を飛行可能な状態にして日本に里帰りさせるプロジェクト、通称「零戦里帰りプロジェクト」の一環で、いよいよ日本での初飛行が行われるのです。
いやぁ、これは見てみたいですね。鹿児島に知り合いが単身赴任で行っているので写真をお願いしたいなぁ。基地内での飛行なので一般の方の立ち入りもできず、飛行日時も天候の影響で左右される可能性もありますが、基地の外から見るチャンスはありそうですね。
今回、日本の空を飛ぶことになる零戦は、パプアニューギニアで発見された零戦22型。全体の8割が新造となってしまいましたが、世界でも数少ない飛行可能な零戦なのです。
オーナーの石塚秀政さんは自腹で3億5千万を投入、それでも足りない資金はインターネットの募金活動で2千万円を目標にして日本の空で零戦を飛ばすために奮闘をされていました。
最後のやっかいな法的な問題もクリアして、いよいよ飛行実現と相成ったわけです。
「風立ちぬ」や「永遠のゼロ」の年に間に合っていれば、もっと注目度が上がったのに残念ではありますが、何はともあれ夢が叶ったことは凄いことだと思います。
1月27日の飛行が成功すれば、今後は日本各地でのエアショーでの飛行展示、動態保存を行っていくための事業が始まるそうです。
この零戦はアメリカで登録された米国籍の機体のため、またアメリカに一旦戻すそうですが、今後は、日本で保管して飛ばし続けることができるか、そのゆくえが注目されています。
産経ニュース
http://www.sankei.com/west/news/160120/wst1601200101-n1.html
◆飛行可能な零戦
現在世界中には30機ほどの零戦が残されていますが、レプリカ(模造品)を含まない、飛行可能な零戦は3機(一説には5機)実在するとされています。
・零戦52型(機体番号:N46770)
昭和19年3月頃に中島飛行機小泉工場で製造されてサイパン島に配属された機体です。製造後わずか3ヶ月で捕獲されて米本土へ移送、戦後民間に放出され、スティーブ・ヒントン氏が譲受されています。
5年かけてレストアされて1978年に飛行。日本にも何度か里帰りしている一番良く知られている零戦ではないでしょうか。オリジナルの栄エンジンを搭載した世界で唯一飛行可能な零戦として知られています。但し、エンジンは零戦53型以降に搭載していた栄31型という別の機種のエンジンです。
最近では2012年に所沢航空発祥記念館でエンジン起動を行いましたね。
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凄いですね
数億円かけて買ったようですね
でも国内で飛行する許可がなかなか出ず大変だってようです
by tochi (2016-01-21 21:16)
これは観たいですね。
どこかの航空ショーで観られるといいなぁ。
by Falcon (2016-01-22 01:05)
これは楽しみですね!心神ももうすぐ試験飛行ですし、日本の空の復活も近い?
by ys_oota (2016-01-22 01:29)
★tochi さま
この方、栃木県出身だそうです^^
★Falconさま
頻繁に見れると良いですよね^^
★ys_ootaさま
私も楽しみにしております(^o^)
by ワンモア (2016-01-22 10:15)
ちょいと鹿児島まで行って来ます・・ムリムリ!
でも何とか観たいですね〜友人に宜しくね!
by Hide (2016-01-22 10:22)
飛行可能なゼロ戦は、いずれも米国でレストアれているようですが
こういうことに労を惜しまないエンスーが沢山いるんですね~
by ロートレー (2016-01-22 14:51)
所沢に来た時に見ました。
(エンジン起動日には行けず・・・)
27日、無時飛ぶといいですね!
ニュースが楽しみ♪
by caveruna (2016-01-22 17:30)
★Hideさま
何か贈り物で、撮影をお願いしようかなぁ。
長崎は気軽には行けませんしね ><;
★ロートレーさま
日本では何かと費用がかかる見たいですね。アメリカは、色々とレストア部品も手に入りやすいのかもしれません。
★Caverunaさま
凄い!行ってきたのですね(^o^)27日が楽しみなのです^^
by ワンモア (2016-01-22 19:47)