前回に続いてチェコのプラモデルを。最近1/144スケールで結構出ているので目移りしてしまいます^^; エフトイズのVS3シリーズも発売されているし、レビューもしないととは思うのですが・・・。
チェコ Avia B.534 後期シリーズ(4機入)
チェコと言えば筆頭のメーカーはエデュアルドだと思いますが、その地元チェコでは有名な戦闘機、アヴィアB534のプラモデルが発売されます。
Avia B.534は前期型と後期型と発売されることになるのですが、1箱に4機入っているので合計8機になります。さすがに8機製作はキツいなぁ〜(;´Д`)
(左)前期型、(右)後期型のパッケージ
4機入りなのですが、前期型は全てパーツが違うこだわりよう。4モデルの外見と6パターンの塗装の違いをアニメーション化してみました。
機首下のエアインテーク、胴体側面のバルジの違い、そして車輪カバー、風防や尾輪の違いがお分かりになるでしょうか。スタイルの全て異なる4機種を製作することができます。
で、今回発売される後期型がこちらです。
エンジンと操縦席後部の形状が前期型と違いますが、後期型の中でも風防やカウリングの形状の違い、武装の違いなどが楽しめます。塗装バリエーションは8種類。
前期・後期を合わせると実に多彩なバリエーションが楽しめますね。段々欲しくなってきた(笑)。個人的には前期型の開放型風防スタイルが好きだなぁ。
◆ディテールアップパーツも登場
更には、このキットをディテールアップするエッチングパーツも販売されています。こちらはエデュアルドではなく、ブレンガンさんから出しています。
こちらは全バージョンに対応しているそうです。
◆第二次世界大戦においてチェコが唯一装備していた国産戦闘機
このAVia(アビア) B.534ですが、チェコの国産戦闘機で第二次世界大戦で唯一装備していた戦闘機なのです。
元々はB.34という複葉・固定脚・開放型コクピット、機銃2丁という古典的スタイルの戦闘機で、色々なエンジンを換装してB.134、B.234、B.334、B.434と計画・テストを行います。
B.534はこれらの最終形態という感じで、830馬力のエンジンで380km/hという当時ではわりと高速の速度をマーク。大量生産されていきます。
お隣のドイツの脅威も迫っていたことから、機銃を胴体と翼下で4丁に増やしたB.534-1や、機銃を全て胴体側面に移動したB.534-2や、機首下面のエアインテークが大きく変更されたB.534-3など矢継ぎ早に改良型が生まれることになりました。
最大の量産型は、コクピットを密閉式にしたB.534-4で1937年春から1938年夏までに272機が製造されました。
Bf109のようなキャノピーとハリケーンのような胴体
なんか不思議な感じのする複葉機ですね^^;
後期型としては武装強化型のBK.534でエンジン軸内から20mmモーターキャノンを搭載したものがスタート。複葉機で20mm砲搭載というから凄いですね。
1939年3月にチェコはドイツに占領されてしまいますので、結局本来の国土防衛には貢献できず、逆に侵略者たちの手によって使われることになります。
ドイツでは100機程度のB.534が夜間戦闘機部隊に配備され、Bf109に変更されるまで使用されていました。その後はグライダーの母機や練習機として活躍します。
日本では馴染みのない機体かもしれませんが、母国の波乱に合わせて色々な国で使用されたようです。
◆最安店は?
国内での定価は2,916円(税込)になるそうですが、4機入りでこの値段ですからお得です。通販最安は駿河屋さんかと思いますが現在品切れ中です。入荷待ちリストに追加することは可能です。
→駿河屋 1/144 アビア B.534 後期型4機セット 入荷待ちの申し込みはこちら
それ以外の所ではあみあみさんや他店がみんなおんなじで2,187円+楽天送料500円=2,687円という感じですね。
前期・後期、ディテールアップパーツを全て扱っているのは、こちら、Joshin web 家電とPCの大型専門店です。
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2016-03-24 15:56
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コメント(3)
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模型って、果てしなく種類がありますね(笑)
by caveruna (2016-03-24 16:44)
はい 阿修羅です よくおわかりですね☆
by タイド☆マン (2016-03-24 23:02)
★caverunasaさま
学生時代は勉強のために製作していたから
楽しかったです(笑)
★タイド☆マンさま
実は仏像マニアでもあるのです(^^)
by ワンモア (2016-03-25 11:34)