ここ最近、東欧のチェコの模型メーカーが頑張っていますが、エデュアルドに次いで馴染みのあるメーカーがブレンガンでしょうか。
エッチングパーツを主に扱っていますが、今回はプラスチックキットで発売です。
ドイツの異色の戦闘機(?)、バッヘム Ba349ナッターです。
ブレンガンのHPから、まずは、Ba349Aから見ていきましょう。
【ナチス・ドイツ最後の必殺兵器】
この兵器、航空機というよりも使い捨て有人迎撃ミサイルといった方が相応しい機体で、垂直のレールから発射され、連合国機に急速に接近した後、機首のロケット弾を発射して、攻撃を行うというものでした。
このロケット弾はMe262ジェット戦闘機に搭載されて、その絶大な効果が実証済みのR4Mを33発搭載といいますから実際に投入されていれば、すごい威力だったと思います。
初飛行は1945年の3月で無人テストに成功。3回ほどの試験飛行ですぐに量産という切羽詰まった状況でした。
この当時のドイツはもう、終戦間際で、飛行場は使えない、資材もない、パイロットは未熟でろくに着陸できないという状況でしたので、こういう方法を思いついたのだと思います。
攻撃後は、パイロットは脱出し、機体もパラシュート降下させて回収するように考慮されていました。日本ならそのまま特攻させるところですね。ドイツの方が合理的です。
でも毎回パラシュート脱出させるというのもかなり酷な話だとは思います。座席射出装置もないようですし、命が助かって儲けものという感じではないでしょうか。着陸させるのも困難だったのでしょう。
しかし、飛行場も必要ないですし、場所もとりませんので重要拠点の防衛手段としては優れたものだったと思います。
終戦まで数十機の生産にとどまり、10機が部隊配備されたのは1945年4月だったために実戦参加は正式記録にはありません。
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一式陸攻の詳細な説明ありがとうございましたm(__)m
で、いつから艦これ始めます?
by アニ (2016-03-23 16:39)
★アニさま
こんばんは~(^^) 誘惑しないでください(笑)
やり始めたらハマってしまってブログの更新が止まってしまいます(^^;
by ワンモア (2016-03-23 18:37)
へぇ~、こんな戦闘機があったんですか。
一応脱出するんですね、特攻よりはマシですね。
by johncomeback (2016-03-24 13:17)
V-1にコクピット付けた奴もありましたよね。
『一応』体当たり前に脱出するって話でしたが・・・。
by 意馬心猿 (2016-03-24 21:23)
★johncomebackさま
★意馬心猿さま
普通の飛行機からの脱出もかなり至難の業なのですが、
特攻は完全に生存の可能性ゼロなので、数%でも生存できればという気休めかもです( ˘•ω•˘ )
by ワンモア (2016-03-25 11:32)