今はコンピューターが発達して、かなりリアルなシュミレーションができるようになり、実機の失敗も少なくなってきましたが、昔はアイデア優先で、トンデモ飛行機も数多く製造されています。
個人的にはとっても大好きなので、折を見ていくつかご紹介していきたいと思います。
◆空中航空母艦から発進!XF-85ゴブリン
なんか、樽のような丸っこくて可愛いデザインですね(*´ω`*) そのまんまハセガワの出している「たまごひこーき」みたいです。
こういう実例があったため、爆撃機を空中航空母艦にできないかという発想が生まれた訳ですね。
母機に収容する必要性から全長はわずか4.5m、全幅は6.4mしかありませんでした。
発進する戦闘機は、パラサイトファイターと呼ばれましたが、色々と実験試作した結果、パラサイトファイターとして小型化したりして戦闘機の性能が限定されるより、本来の戦闘機の性能をそのままに航続距離を伸ばす工夫をした方がいいんじゃない?ということで中止になりました。
その原因ですが、
・子機の大きさや重量に制限があり、本来の任務である空戦性能が低下する。
・母機とドッキングするとき、子機のパイロットに高い技術が求められる。
・航空機自体の能力が上がり、航続距離が伸びたこと、などが上げられています。
現在は、航続距離の問題は空中給油機による給油で対応できるようになりました。
フィクションの世界では、空中航空母艦は響きもよく、場面としては見栄えもするのでよく登場するのですが、現実にはこんな感じですね^^;
ただ爆撃機の護衛という任務ではなく、有人宇宙船のスペースシップワンなどは運用専門の飛行機もありますので、これもパラサイト機といえばパラサイト機です。
また、一式陸攻から発進した有人爆弾「桜花」もそうですし、世界で初めて水平飛行による音速を突破したベルX-1もB-29に吊り下げられて飛行したパラサイト機にあたります。
今後は、無人飛行機などの偵察機などを母機から飛ばすというアイデアも採用されるかもしれませんね。
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たまごひこーき懐かしい〜^_^
by アニ (2016-05-10 18:55)
★アニさま
こんばんは〜。たまごひこーき、いまも続いているんですよ。私びっくりしました^^
by ワンモア (2016-05-10 19:03)
XF-85って そのまま弾丸(?) 砲弾みたいですね
全長4.5mのジェット機って 操縦しにくいのでは?
by タイド☆マン (2016-05-10 20:07)
★タイド☆マンさま
こんばんは〜。飛べたとしても護衛できるか疑問ですよね^^;
by ワンモア (2016-05-10 20:52)
どうもマンボウを思い出してしまいます・・・魚のね!
by Hide (2016-05-11 00:26)
安定板がやたらあるのは安定性に苦労した結果なんでしょうね^^;
航続距離もなさそうだし、風防前のフックも視認性に問題ありそうですね。
1970代にもB747ベースの飛行空母計画をやって今もアイデアを公募してるって話です。
まだまだ諦めてない感じですね^^
by 意馬心猿 (2016-05-11 12:44)