先日、茨城県の旧上岡小学校と栃木県・大田原市の雲巌寺に行ってきたばかりで、中一日をおいて再び近くを通ることになりました。
ようやく行けたと思ったら、立て続けに行けることになるとは^^; まあ、よくある話ですよね(笑)。
福島県の郡山市で仕事をして、帰りはいつものように一般道でゆっくりと帰ります。
まずは、白河関跡(しらかわのせきあと)へ。ここは奈良から平安時代にかけて機能していた国境の関所で、奥州三関の一つに数えられています。
そう、福島から先は、「みちのく」。当初は「道奥(みちのおく)」と呼ばれ、平安時代まで「陸奥(みちのく)」、その後は「陸奥(むつ)」と呼ばれています。
この関所の設置の年代も不明で、700年頃から文献に出てきます。ここから先は蝦夷の国、朝廷外の場所でしたので、軍事的拠点としても機能していました。
奥州藤原氏が滅び、関としての機能が廃止された後、具体的な場所が長らく分からなくなっていましたが、1800年の白河藩主松平定信の調査によって、現在の場所が関跡であるとされました。
ですので、ここは、土塁や空掘もあったとされています。この土塁は1960年代の発掘調査で設けられたもの。
観光で訪れる目的の人には「見るところが何もない場所」ですが、歴史を視る人には「視るところがある場所」なのです。
まずは、お隣の白河関の森公園に車を停めて。
たっぷりと歴史の遺跡に浸った後は、もう一つの歴史的スポット、栃木県と福島県の県境の「峠の明神」へ。一旦戻るかたちで、峠道を走ります。車で20分くらい。前回は夕方で時間がなくて、栃木県側の神社のみでしたので、今回は福島県側の神社を見てみましょう。
場所はこちら。国道294号線(旧陸羽街道)沿いにあります。この国道は大田原方面に向かって信号がまったくなくて快適に走行できるルートです。
続きは次回へ^^
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先々週、栃木の娘宅から帰宅する際に「白河関跡」に
寄りたかったのですが、歴史に全く興味が無い相方に
配慮して、見た目が派手な「白河小峰城」にしました。
by johncomeback (2016-06-18 22:02)
うほ!いい縦堀(*´д‘*)
by ちょいのり (2016-06-19 01:01)
お仕事でずいぶんいろんなところに行くのですね♪
by caveruna (2016-06-19 19:47)
★johncomeback さま
白河小峰城も良いですね〜今回は残念ながら寄れませんでした^^;
★ちょいのり さま
ちょいのりさんが好きそうな堀です(笑)。でもこれ、発掘調査の際に再現されたものだそうで・・・^^;
★caveruna さま
そうなんです。北関東近辺が多いです^^ブログを始めるきっかけにもなっているんです(笑)
by ワンモア (2016-06-20 12:12)