SSブログ

デアゴスティーニ第13弾はFw190D!塗装はグレー系?グリーン系?

 8月23日発売予定のデアゴスティーニの第13弾が早くも発表されています。来週の火曜日がグラマンF4Fヘルキャットで、その次が九九式艦上爆撃機ですから、もうちょい先の発売ですね。好きな機体なのですが、購入はどうかなぁ〜。

issue_15_2.jpg

 

  気になるのが仕上がりの塗装なのですが、上の見本と下のパッケージの塗装と違います。おやおや・・・。上がグレー系で下がグリーン系です。

issue_15_1.jpg


 マニア以外の方には良くわからないと思いますが(笑)、上がRLM76がベースのRLM75グレイバイオレット&RLM83ダークグリーン塗装で、パッケージに梱包されている下の画像がRLM76ベースのRLM82ライトグリーン&RLM83ダークグリーン塗装です。

 うーん、実際はどっちなんでしょうかね。あ、RLMとはドイツ航空省のことで、ここで細かく塗装の指示が出されていました。各航空会社によって色がまちまちの日本機に比べて几帳面なドイツ人らしさがこういう所にも出ていますよね。

 ちなみに過去、1/144スケールで製作したFw190で説明しますと、

FW190D9-1.jpg
こちらがRLM76/76/83の塗装 ↑

Fw190Jv44_01.jpg
こちらがRLM76/82/83のグリーン系塗装 ↑
下面に識別用の赤と白のストライプを入れています。

 もっとも終戦間際には、この指示も守られなくなってきたりして、 RLM81〜83は非常に謎の多いカラーとなっていて、考証を大事にするモデラーさんを悩ませたりします。まあ、それが魅力でもあるのですが。

 ドイツ機の塗装の特徴は、大戦前夜、大戦初期、大戦中期、大戦末期(混乱期)と大別でき、さらに北アフリカ戦線用塗装、夜間戦闘機専用塗装とかなりバリエーションが豊富で、モデラーの人気の理由の一つにもなっていますね。

FW19011-03.jpg
大戦末期は工場から出たばかりの無塗装の場合も。

 デアゴスティーニの説明を見ると、「第3戦闘航空団 第4飛行隊所属機を再現」とありますが、JG3は、胴体に白の識別帯バンドが塗装されているので、グレー系もグリーン系もどっちもこの塗装で合っているんですよね。
 で、実際のJG3を調べてみると、どちらも存在していたようですので、これはもう、店頭で確認するしかないかもです(笑)。
 ここまで調べても、購入するかどうかは迷っているんですけど^^;


<関連記事>
→【デアゴスティーニ】第二次世界大戦傑作機コレクション全一覧

→ドイツ機の塗装と対応塗料

→Ta152最強伝説を考察してみる〜その1


<今日の一枚>

今日の夜に友達の家にお邪魔して借りてきた1台。明日、行ってきます(`・ω・´)キリッ
放射能測定器.jpg


こんな記事もどうぞ

来たよ(31)  コメント(5)  トラックバック(0)  [編集]

nice! 31

コメント 5

bpd1teikichi_satoh

Fw190D-9爺も好きなドイツ機ですね〜
長っ鼻と呼ばれた液冷エンジンの付きのスマートな姿
には今でも惚れ惚れします。
by bpd1teikichi_satoh (2016-07-21 02:35) 

アニ

Fw190 艦これで出てきていますよ^_^
by アニ (2016-07-21 06:37) 

caveruna

お気をつけて!
by caveruna (2016-07-21 10:46) 

タイド☆マン

ガイガーカウンターですね
お気をつけて行ってらっしゃいませ

九九艦爆は買おうと思っています☆
by タイド☆マン (2016-07-21 23:15) 

ワンモア

★ bpd1teikichi_satoh さま
 ドーラ、良いですよね^^もはや別の機体のような変化ですが(笑)
 
★アニ さま
 えっ?なんでですか?艦載機バージョン?

★caveruna さま
 日帰りで行ってきました。

★タイド☆マン さま
 九九艦爆、墨入れがなんかきつそうですね・・・^^;
by ワンモア (2016-07-24 00:04) 

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © 1/144ヒコーキ工房 All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。