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デアゴスティーニの21号はP-40ウォーホーク

 デアゴスティーニ「第二次世界大戦機 傑作機シリーズ」21号はP-40ウォーホークです。
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パッケージを見ると「史上最もシャークマウスが似合う戦闘機」と記載が(笑)
 
シャークマウスとはこれです。
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液冷エンジンのラジエーターがアゴのように見えることから、ついつい落書きしたくなったのでしょう(笑)。こういうことをするのはアメリカ人だけかと思いきや各国でもやっていたようです。
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ドイツのJu87スツーカにも
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自衛隊機にも(^^)
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 シャークマウスにかぎらず、機体に色々と書き込むのは、乗員や整備員たちが機体への愛着心・士気や戦意高揚を表すといったような理由から描かれることが多いのですが、事実上黙認されていたようです。

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現代でも描かれているシャークマウス
A-10ですがコミカルですね。

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日本の自衛隊だって負けていませんね。

 このシャークマウスが最も似合うと言われているのが、このP-40ウォーホークと言われています。その理由は、水冷エンジンのラジエーターたオイルクーラーが機首にあるため、アゴが出ているように見えるので、正に口のように見えるためだと思います。
 最初にここに口を描いてみようと思った人、天才だと思います(^^)
 もし、ここがそのまま普通の塗装だと、頭が大きく見えて愚鈍というか、速そうに見えないんですよね。

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中米混成航空団第3戦闘航空群第7戦闘飛行隊指揮官
ウィリアム・N・リード中佐機を再現

・精密なダイキャストモデルの重厚感

・駐機状態と飛行状態を再現可能


 今回のデアゴスティーニの塗装は、有名なフライング・タイガースの所属機ですね。フライング・タイガースは日本とアメリカが戦争を行う前のアメリカ義勇軍です。中国・アメリカが手を組んで日中戦争に備えた部隊です。詳しくはまたの機会に。

 
→デアゴスティーニ WWⅡ傑作機80機全予想
→デアゴスティーニのWWⅡ傑作機コレクションは買いか?


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コメント 6

johncomeback

シャークマウス、描きたくなるのが分かるような気がします(^^)
by johncomeback (2016-10-19 22:29) 

caveruna

鮫・・・こういうの怖くて近づけないです(笑)
by caveruna (2016-10-20 11:34) 

tsumi

シャークマウス、可愛い!こういう発想好きですね~
ボディーに色っぽい女の人の絵が描いてある海外の飛行機を何だか思い出しました。あれはお守りみたいなもんなんでしょうか?
どれもちょっとずつ表情が違うのも面白いですね。日本のシャークマウスの目元は何だか浮世絵チックに感じます?!
by tsumi (2016-10-20 23:53) 

ワンモア

★johncomebackさま
 こんばんは〜。私もそう思います(笑)書いてくれって言っているようなデザインですよね(爆笑

★caverunaさま
こんばんは〜。愛嬌があると思いませんか(笑)(^^)

★tsumiさま
 こんばんは〜。ノーズアートと言って主にアメリカが良くやっているようです。あまりにも女性の裸を描きすぎたので、女性の団体から轟々たる非難を浴びて中止させられました(笑)
 いずれ、特集記事にしようと思ってます(^^)
by ワンモア (2016-10-21 22:44) 

tsumi

そうなんですね…中止させられたんですか…なんだか寂しいですね。
私は女ですが、そういうのは何というか験担ぎというか、安全?必勝?の女神様的存在みたいな文化は好きです。

崇められてるみたいで、逆に気分良いじゃないですか?!笑
色々な考え方があるんですね。

その特集記事、楽しみにしております^ ^
by tsumi (2016-10-22 18:15) 

ワンモア

★tsumi さま
 こんばんは〜。女性人権団体の力が強い時期だったみたいですね。フェミニズムとかなんとか(;^ω^)
 でも、ベトナム戦争でまた復活したようです。
 ノーズアートは本格的に調べるとひとつのサイトができるくらいのボリュームがあります。
by ワンモア (2016-10-24 21:57) 

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