SSブログ

144スケールで川崎重工記念展の「飛燕」は作れるか?Ⅱ型とⅠ型の違いは?

 川崎重工創立120周年記念展開催していますね。観に行きたいけど北関東からは遠い・・・。
 先週の土・日は3,000~4,000人の来場者があったそうです。入場無料で11月3日までの開催です。


 さて、映像や写真が続々と公開されていますが、段々とこの機体を144スケールで製作したくなってきました。そこで、現在の144スケール模型でこの飛燕が製作が可能なのか、ちょっと調べてみました。

サフ_飛燕_05.jpg
現在待機中のVSシリーズの「飛燕」Ⅰ型。
なんか、川崎重工展示用の飛燕に塗装したくなってきました(^^)

 現在市場に出ている144スケールの「飛燕」の模型は、ヤフオクも含めて全てが飛燕Ⅰ型でした( ˘•ω•˘ )
 というのも2,000機以上生産されている飛燕のほとんどがⅠ型で、Ⅱ型は100機にも満たない生産機数なのです。なので展示されている飛燕は非常に珍しいタイプといえそうです。

 144スケールでは、ウイングキットコレクションVS3の飛燕Ⅰ型
ウイングキットコレクションVol.3の飛燕Ⅰ型丙型、ウイングクラブコレクションPart2の飛燕、そしてミニクラフトの飛燕Ⅰ型のプラモデルが出ています。
飛燕.jpg

 さて、飛燕Ⅰ型とⅡ型の違いですが、一言でいえばエンジン。ドイツのダイムラー・ベンツDB601Aのライセンス生産のハ40(1,100馬力)をハ140(1,500馬力)へパワーアップしたのがⅡ型です。よってそれに伴い機首が42cm延長されています(144スケールでは2.9mm程度)。

Cap 175.jpg
重ねてみると・・・


Ⅰ型とⅡ型の違い.jpg

 機首の延長と風防後部のデザイン(斜めから垂直のデザインへ変更)、垂直尾翼の面積増加が主な違いです。その他にもよくみるとパネルラインなども細かい変更があり、かなりの違いが見られます。
 うーん簡単かなぁと思いましたが、これを改造しようとするとかなり難易度が高い(笑)。
 今回は諦めるとします。

 ただ、五式戦が誕生した理由に、飛燕Ⅱ型に搭載する液冷エンジンのハ140の生産が進まず、首無し飛燕が何百機と出来てしまったことがありますので、機首以外の胴体は五式戦と同じなんですよね。五式戦の胴体を流用するか・・・うーん、やっぱり難しそうです(^^)

 個人的にはⅡ型の機首が長いタイプの方が好みです。ドイツでいえば、Bf109E→Bf109Fと同じ流れのデザインのように感じます。

Bf109.jpg
E型から→F型でエンジンも空力デザインも大幅に向上したBf109

 144スケールでは諦めましたが、他の1/72スケールなどではⅡ型は発売されていますので、今回の川崎飛燕バージョンを製作するのも良いかもしれませんね。無塗装状態を塗装するというのは面白いかも(^^)

<関連記事>

→【詳細情報まとめ】ついに公開!川崎重工創立120周年記念展 三式戦「飛燕」 

→エフトイズから「VSシリーズ3」が登場!今度は飛燕I型丁とP-38G

→ドイツの優秀液冷エンジンDB601を積んだ仲間たち

液冷エンジンを諦めた飛行機たち〜「飛燕」と「彗星」その1

<今日の一枚>

いぶりがっこ.jpg


 スーパーで見つけた秋田の名物、「いぶりがっこ」。これ、なかなか関東では見つからないのです。秋田で食べて、美味しかったんですよね〜。きりたんぽ鍋と共にとても印象に残る食べ物でした。

いぶりがっこ2.jpg
一袋で250円位でした。少ししかない・・・(;^ω^)


飛燕Ⅱ型は1/72と1/48で入手できます。

こんな記事もどうぞ

来たよ(37)  コメント(7)  トラックバック(0)  [編集]
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 37

コメント 7

タイド☆マン

きりたんぽは ですね 
両親共 秋田生まれなのに 嫌いだったんですよ
意外ですよね
ですから 実家では食べさせてもらえなかったんです 
可笑しい話ですね

覗き見兵士の画で ひとつやってみようと思ったのですが
上手くいきませんでした  
残念★
by タイド☆マン (2016-10-24 22:34) 

kinkin

Ⅱ型は僅か数10機と言う事ですか、幻のⅡ型ですね。
by kinkin (2016-10-25 04:54) 

johncomeback

僕は漬物が苦手なんですが「いぶりがっこ」は好きです。
でも沢庵系の漬物が噛めないくらい歯がガタガタです。
by johncomeback (2016-10-25 05:59) 

caveruna

いぶりがっこ、最初に食べた時は
あまり美味しいと思わなかった。
なぜだろう?
今は常に常備♪
スライスのは量が少ないですよ〜
by caveruna (2016-10-25 11:25) 

ワンモア

★タイド☆マン さま
 きりたんぽがお嫌いだったのですか。それは意外ですよね。

★kinkin さま
 そうなんです。Ⅱ型の殆どが五式戦へと生まれ変わることになりました。なので川崎重工の飛燕は非常に珍しい機体なのですよね(^^)

★johncomeback さま
 いぶりがっこって燻製が好きな人はいけますよね。

★caveruna さま
 お茶漬けに入れて、最後の一切れでご飯をすくってササッと食するのが好きなのです(^^)
by ワンモア (2016-10-25 21:13) 

タイド☆マン

いぶりがっこ
こっち 横浜で買ったコトはないですね
年に1回 帰ったトキに買ってくる位ですねえ

きりたんぽ
親が生きていた頃は よく送ってくれました
でも 家族皆 あの醤油味が ・・・・・ だそうで不評です
by タイド☆マン (2016-10-26 00:19) 

タイド☆マン

>家族皆
もちろん 「 私以外の 」 ですよ
by タイド☆マン (2016-10-26 00:22) 

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © 1/144ヒコーキ工房 All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。