◆来年2月7日発売のデアゴスティーニ第27号はF2Aバッファロー
デアゴスティーニの27号の中身が紹介されています。2月7日発売予定で、今度は、F2Aバッファローです。塗装はやっぱりF2Aを有名にしたフィンランド空軍機仕様ですね。これは人気あるかも(^o^)
このF2Aバッファロー、元々はアメリカで開発された艦上戦闘機なのですが、すでに性能が他国に比べて劣っていることが判明してしまい、その殆どをイギリスやベルギー、オランダの他国や第二線に回されることになりました。
日本機との戦いではコテンパンにやられ、早々と最前線から交代されられたのです。
しかし、フィンランドに供給された44機のバッファロー(B-239)は、スペックダウン型であるにもかかわらず、練度の高いフィンランドのパイロットたちによって大活躍をします。
ソ連の侵攻から自国の領土を守るための戦いは、44機で459機の敵機を撃墜する成果を上げています(損失は事故も含めて21機)。空中戦における自軍と敵軍との撃墜比を表すキルレシオはなんと約22:1にもなります。
フィンランド空軍兵士たちからも空の真珠(タイバーン・ヘルミ)とも呼ばれ、貴重な戦力として大切に扱われました。ソ連側の領土にに不時着したこのバッファローを陸軍がわざわざ出動して、回収したエピソードも残されています。
もしフィンランドでの活躍がなければ、バッファローは「駄作」という評価だけで終わっていた航空機だっと思います。おそらく、デアゴスティーニのこのシリーズに加われたかどうか・・・。
◆機体塗装はヨルマ・カーフネン機
今回のデアゴスティーニのF2Aの塗装は、ヨルマ・カーフネン(カルフネン)大尉<Jorma Karhunen 1913〜2002> の塗装バージョンです。
撃墜スコアは31機とフィンランド空軍のエースパイロットでは11位のスコアですが、第24戦隊第3中隊の指揮官として優れた指揮能力を発揮し、表彰されています。
フィンランド空軍のバッファロー(B-239)バージョンでは、エイノ・イルマリ・ユーティライネン(94機撃墜)、 ニルス・エドヴァルド・カタヤイネン(35.5機撃墜)などが有名ですが、なかなか渋いチョイスだと思います。
<関連記事>
→無傷の撃墜王〜フィンランドのトップエース、ユーティライネン
→ついてないカタヤイネン(その1)〜フィンランドのエースパイロット
→ついてないカタヤイネン(その2)〜フィンランドのエースパイロット
→フィンランド空軍機の塗装について
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そうそう!
ここの看板、穴があいてるんですよね!この前、渋滞の時に、気づきました(笑)
by caveruna (2017-01-15 20:22)
写真では穴がよく分からない、、。
文字に剃って穴が空いているのかな??
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2017-01-15 21:27)
★caverunaさま
東京から埼玉ルートだと逆光になる場合が多くて、文字が見やすくて驚きました(^o^)
★なんだかなぁ〜!! 横 濱男さま
文字自体がくり抜かれているんです(*´ω`*)曇りの日は白い文字みたいに見えますでしょ。発想の転換ですよね。
by ワンモア (2017-01-16 02:01)
「文字の所が穴になっている看板」なんてあるんですか。
確かに考えた人はスゴイ、宮城県にもあるのかな?
by johncomeback (2017-01-16 09:03)
>練度の高いフィンランドのパイロットたちによって大活躍をします。
…と言う事は、操縦に高度なテクニックが必要であったと言う事でしょうか?
何時の息子も一時、和光の方に住んでいましたので・・・。
橋の光景、和光の地名、懐かしく拝見しました^^
by hana2017 (2017-01-16 19:41)
★johncomebackさま
この場所は逆光になるケースが多いので、文字が見やすくて助かります(*^^*)高速道路専用なんでしょうか、栃木でも見たことがないような・・。
★hana2017さま
こんばんは〜。なかなか良いご質問をありがとうございます(^^)
F2Aは艦上戦闘機ということもあり、安定性は良かったようです。
パイロットの練度とは、空域を把握する索敵能力、集団行動による編隊飛行、指揮能力、個人の空戦テクニックなどでしょうか。
ソ連は指揮官の能力が当初は低かったため、統率のとれたドイツ空軍やフィンランド空軍の前に苦戦したところがありますね。それと祖国を守る士気も大きく影響したと思います(`・ω・´)キリッ
by ワンモア (2017-01-16 20:55)