言われないとなかなか気づかないことだと思いますが、旅客機に乗り込む時は、いつも左側からなんです。これは旅客機のみならず、軍用機なども同じです。いつも左側からなんです。
ちょっと不思議ですよね。写真を見てもご覧の通り。
なので、左側からの写真も多くて、エンブレムや撃墜マークなども左側に描かれることが多いのです。
この理由なのですが、実は船に原因があるのでした。
14世紀頃までの大型船は舵板が右側の船尾に取り付けられていたため、右舷を接岸することができませんでした。舵板が右側だったのは人間の右利きに関係しているとのこと。
船の操舵は船尾にいる漕ぎ手によって操作されていましたが、左利きよりも右利きの人の方が多いため、右利きの漕ぎ手が操作しやすいように右舷に設置されたとのこと。
そのため右舷側が舵板が邪魔して接岸できないため、乗客の乗降や積み荷の揚げ降ろしは船の左舷から行われていました。それが近代になっても受け継がれ、さらには飛行機の乗降ルールにも採用となったわけです。
そういえば、客室を「キャビン」、乗員を「クルー」、機長を「キャプテン」と言うのも船から倣っていますな。
旅客機の場合、右側にもドアはあるのですが、機内食などを積み込むための業務用として設けられています。ちなみに航空業界では左側のドアを「パッセンジャー・エントリードア」業務用の右側のドアを「サービスドア」と呼んでおります。
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なるほど。それで空の港で空港というのですね^_^
by yamatonosuke (2017-01-17 00:05)
なるほど〜!言われてみると、
たしかに飛行機はいつも左側から乗りますね!
その由来が船から来ているとは、
勉強になりました(^^)
by あおたけ (2017-01-17 08:53)
言われなければ気づきませんでした。
いつも勉強になるなぁ(^▽^)/
by johncomeback (2017-01-17 11:50)
私も~!しゅごい勉強になりました^^
by caveruna (2017-01-17 11:58)
やはり船からでしたか、勉強になりました。
思うに左が前なのも皆一緒ですね、蒸気機関車も左前で 見る方が
「公式面」って言うんです(^^ゞ
by kinkin (2017-01-17 19:46)
★yamatonosukeさま
あ、なるほど、私も言われて気が付きました(笑)
★あおたけさま
乗り物系は多いかもしれませんね。
★johncomebackさま
そうなんです。普段意識していないので、言われると気が付きにくいですよね(^^)
★caverunaさま
しゅごいですよね(笑)
★kinkinさま
公式面というのですか。これは初めて知りました。やはり右利きと関係しているのでしょうかね(^^)
by ワンモア (2017-01-17 20:27)