ちなみにこのホーカー社は、気圧の名前を付けてきます。ハリケーンとは大西洋北部・太平洋北東部・太平洋北中部で発生した熱帯低気圧の名称で、タイフーンは太平洋北西部で発生した熱帯低気圧。これとサイクロンという名称があり、これはインド洋北部・インド洋南部・太平洋南部で発生した熱帯低気圧を指します。
以上、ハリケーン、タイフーン、サイクロンは発生地域で分類されます。これ豆です。
そして、テンペストは「嵐」を意味しています。
私はハリケーンとタイフーンをよく間違えてしまうのです^^;
●迎撃戦闘機としては失敗のタイフーン。
タイフーンは元々はトーネード(竜巻の意味)という名称の試作機で、2,000馬力級エンジンを搭載した戦闘機としての活躍が期待されて開発されたのですが、非常に珍しい24気筒という多気筒エンジンでしたので相当苦労します(当時の主流エンジンは12気筒)。
ようやく試作機が完成したものの、上昇力性能が要求に満たなく、スピットファイアの代替にはならないことが判明してしまいます。
そこで、N型は名称も「タイフーン」として再開発。出来上がった機体は、運用性はよかったものの、空戦性能や上昇性能はスピットファイアIXに勝るものではなく、Fw190にも劣るということで採用取り消し寸前になります。
しかし、搭載量の大きさから戦闘爆撃機としての期待がかかり、ノルマンディー上陸作戦までに2,000機以上の生産がされました。
このように2,000馬力エンジンの長所を活かし、上昇力が重要な迎撃機としては失敗してしまいますが、ロケット弾等の重武装で低空用戦闘爆撃機としての任務には第一級の機体として生まれ変わることになります。
用途によって名機になり得るか否かというところですね。
結局タイフーンは3,330機もの生産数になるのですが、この改良型の計画も進んでいました。
もう少し、上昇力と高空性能も向上させたいという要求もあったのです。特に、厚い主翼が特徴的なタイフーンは、急降下時に不安定な運動を引き起こすのでした。尾部の応急処置的なリベットもそのままですし・・・。
ということで、大掛かりな設計変更もあり、タイフーンMKⅡは、その名をテンペストとすることになります。
トーネード(竜巻)からタイフーン(台風)、そしてテンペスト(嵐)と名称が変わっていきます。ホーカー・ハリケーンもあって、少し頭が混乱しそうです(笑)。
20号「彗星」 | 10号「流星」 | 17号「烈風」 |
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阿波踊りは2度観ました。
郡上踊りは有名ですが、黒石よされは知りませんでした。
by johncomeback (2017-05-17 08:00)
☆johncomebackさま
私、正直「阿波踊り」しか分かりませんでした・・(´・ω・`)
ちょっと勉強しなければ(;^ω^)
by ワンモア (2017-05-17 11:35)
黒石の踊り・・・は、見たことがありません。
黒石いいところですよ~
田舎の両親は、毎年黒石まで林檎を買いに行きます^^
by caveruna (2017-05-17 14:49)
トラック、迫力ありやすね。
黒石踊り、知りやせんでやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2017-05-18 22:04)
トラックの絵は、素晴らしい出来栄えですね。
後ろにつけば、いやでも目に入ります、いい宣伝効果ですね。
by kohtyan (2017-05-19 16:42)
一応新規更新してみましたが変わったのかなあ~?
by ちょいのり (2017-05-20 01:33)
☆caveruna さま
黒石って地名に興味ありです。秋田の墓石ってみんな黒々としていますよね。関係があるのかなぁ。
☆ぼんぼちぼちぼち さま
あっしも知りませんでした。(。>﹏<。)
☆kohtyan さま
良い宣伝ですよね。ずっと後ろを走ってしまいました(笑)
☆ちょいのり さま
うーん、何故かちょいのりさんだけが(;^ω^) 。気になるので、色々とRSSをいじってみます(^^)
by ワンモア (2017-05-20 15:39)