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千葉の新名物ホンビノス貝とクラムチャウダー


千葉発ホンビノス貝とは

ホンビノス.jpg
ホンビノス貝。色が黒いのと白いのがあります。

 ホンビノス貝って聞いたことありますでしょうか。耳慣れない名前だと思いますが、”ビーナス貝”とも呼ばれ、以前は"大アサリ"とか "白ハマグリ"という名前で出されていたこともあるのです。
 アメリカから来た外来種の貝なのですが、すでに日本では北海道のビノスガイがあったので ”本場アメリカ”の”本”をつけてホンビノスガイと呼ぶようになりました。漢字で書くと本美之主貝ともなります。

 日本の千葉で漁獲されるようになったのはここ数十年ほど前のこと。アメリカの大西洋岸が原産なのですが、貨物船などのバラスト水に混じっていたホンビノス貝が増殖、1990年代に徐々に増え始め、今では地元の水産業界の課題ともなっています。
 アサリ漁場に多く生息するために、かつては邪魔者扱いされていたのですが、食味の良さが注目されてスーパーでも出回るようになりました。

 白ハマグリで出したところ、消費者に誤解を与えるためにホンビノス貝に戻したとか。
 味はハマグリとアサリの中間、歯ごたえは固め。はっきりいって美味いです。あのクラムチャウダーは、実はこのホンビノス貝を使うのが正当なのです。
 
ホンビノスバター.jpg
ホンビノス貝のバター蒸し

 しかしこmのホンビノス貝の最大の魅力はその値段。ハマグリそっくりなのに、異常にコスパが良いです。地元では1kgで300〜500円程度で売られており、これはアサリの500〜1500円/キロ、ハマグリの1,000〜2,000円/キロに比べても超リーズナブル!
 サイズによってですが、ハマグリが500円だとすると、同じサイズのホンビノス貝は約90円程度になることも。

 要は知名度が低く、人気がないだけで、味はアメリカでも保証済みなのですよね。

ホンビノスを食べに行こう〜クラムチャウダー専門店へ

クラムチャウダー専門店.JPG

 ということで、最近、友人たちとホンビノス貝が話題になり、みんな千葉に住んでいるのだから食べに行こうということになりました。市川・船橋・幕張あたりで漁獲されているようです。東京での仕事が終わって、辿り着いたのは幕張メッセの真ん前のワールドビジネスガーデン。ここの2階にクラムチャウダー専門店があるとのこと。
クラムチャウダーガーデン.jpg
平日の夜の8時過ぎでしたのでお客は我々だけでした。クラムチャウダー.jpg
サンプルが置いてあります。
千葉.jpg
家路を急ぐ人たちが多い感じ
ホンビノスお店.JPG
オシャレな店内です。
幕張ホンビノス看板.jpg
クラムチャウダーを売りにしたいようですね。
スポンサーはどこでしょうか。森田健作知事も一枚かんでいるのかな(^^)
幕張.jpgさっそく主要なメニュー全部を注文してみました(笑)
ホンビノスクラムチャウダー.jpg
まずは定番のクラムチャウダー、クリームベースとさつまいもベースです。
ホンビノスラーメン.jpgこちらはラーメン、クリームベースとほうれん草ベース
ホンビノスドリア.jpg
ドリアです。クリームベースとトマトベース
ホンビノス貝_01.jpg
ホンビノスの白ワイン蒸しです

 味の方ですが、どれもよく研究されているようで、どれも美味しかったです。オススメはクリームベースorトマトベース。
 アメリカのクラムチャウダーも白クリームスープがボストンスタイルで、トマトベースがマンハッタンスタイルであるとのこと。
 ただ、大の男性ではちょっと物足りない感じかなぁ。白ワイン蒸しも5個で950円ですと、はまぐりに対してお得感もあまりない感じです。せっかく安いのですから、なんかこう、もっとガッツリ食べたいという気がしないでもありません(笑)。我々にはお洒落すぎたか(;^ω^) 。
 
ホンビノス貝.jpg
 このホンビノス貝。今のところ、東京湾、大阪湾に生息していますが、外来種とはいえ、在来種への被害もなく上手く住み分けもされているようです。しかも青潮に対しても強いので一定の収穫も見込めます。
 はまぐりに比べても味はほとんど変わらず、値段も1/3〜1/5程度で食べられるのですから、見かけたら是非食べてみてください(^^)



◆今日の一枚

JR臼井駅.jpg

 いつもは京成臼井駅から東京へ通っていたのですが、今日は元上司の知人さんと二人で電車にのるために一駅隣りの安い駐車場に車を停めて、歩いて佐倉駅まで。
 元上司の指示通りに車を停め、駅についたのはいいのですが、様子が違う・・。ここ、京成佐倉駅ではなく、JR佐倉駅じゃん!朝からやるな!元上司(笑)
 元上司は銚子まで行く予定だったので「俺的にはラッキー」と笑っていましたが、私は急いでルートを調べ直しました。
 道が京成臼井から、真っ直ぐだったので、路線も京成線だろうと二人して勘違いをしていました。何年も住んでいて間違えるか普通(;^ω^) 。

目利きの銀.jpg

 次の日の夜は前日のお詫びもかねてか、駅前の居酒屋へ。「目利きの銀次」です。
 ちょっと値段が高めの割には量が少ないように思います。チェーン店でよくあるヤツですね。

目利きの銀店内01.jpg
相変わらず撮り忘れて、最初の乾杯の写真だけ・・・
目利きの銀店内.jpg
 あれ?ホンビノス貝がまだ白はまぐりの名前で出てる。括弧つきで小さくホンビノス貝って書いてますね(笑)。だとしたら一個348円(税抜)は高すぎるなぁ><
白ハマグリ.jpg
 ホンビノス貝って安いのが魅力の一つなのですが、はまぐりに近いからって値段も近づけたらお店が儲かるだけですので消費者にはメリットがないのですよね。
 安く仕入れたら安く提供して欲しいなと思います。それがホンビノス貝を人気にさせる秘訣だと思うのですがどうなんでしょう。
提灯.jpg
 千葉の名産であるホンビノス貝。なんか上手い活用ができないだろうか。今週はホンビノス貝について色々と考える週になりました(笑)。
ホンビノス貝.jpg
ホンビノス貝。貝殻を記念に一個持って帰りました。



はまぐりに比べれば安いですが、地元ではもっと安いです。

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来たよ(33)  コメント(9)  [編集]
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コメント 9

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

ホンビノス貝、地元では安いけど、
調理されると、ショバ代+人件費が加算されて、高いですね。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2017-09-03 19:58) 

ワンモア

☆なんだかなぁ〜!! 横 濱男さま
こんばんは〜そうなんですよね。普通のあさりとはまぐりと大差なくなっちゃう><。探せばもっと安くて食べられるお店があると思うので、また探してみます。

by ワンモア (2017-09-03 21:12) 

たくや

オオアサリとして出しているお店が多いですよね~
by たくや (2017-09-04 09:06) 

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
ボンビノス貝って変な名称だと思っていましたが、
そういう事なんですね。中国人が河口で乱獲(密漁?)
してるってTVでやってました。
by johncomeback (2017-09-04 11:08) 

U3

船橋に住んでいるのにまったく知りませんだみつお。
by U3 (2017-09-04 12:02) 

Hide

貝は大好きなんで何とか店を探して食べてみたい!
そこまで美味しいと言われますとね〜♪
私も食べたら記念に貝殻を持ち帰ると思います。
by Hide (2017-09-04 14:17) 

ワンモア

☆たくや さま
 アサリの大きいものという味とイメージなんでしょうかね。
☆johncomebackさま
 アメリカではクラムチャウダーはホンビノス貝でないとNOとかだそうです(^^)
☆U3さま
 船橋の三番瀬で良く捕れるようですよ(^^)
☆Hideさま
 千葉ならホンビノスのラーメンや酒蒸しとかもあるようです。是非(^^)
by ワンモア (2017-09-04 22:21) 

caveruna

出た!私の中で、今一番ザワザワしていたホンビノス貝!!!
両親のいる流山の実家に週末帰っている友達が、
魚屋さんで買ってとっても美味しかったと大興奮のホンビノス!
先日、九十九里に行ってくるよと話したら、
その際もホンビノス貝あるか見てきなよ!と言われ(笑)・・・
私は、実物まだ見た事がないんです。
九十九里でも市場には行かなかったので見れず・・・
by caveruna (2017-09-05 17:25) 

ワンモア

☆caverunaさま
 お。マジですか。同志がいた(笑)
 私たちも今、ホンビノス貝がマイブーム中です。続報書きますのでお楽しみに(^^)
by ワンモア (2017-09-06 10:07) 

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