調べれば調べるほど、改めてこのUS-2のすごさがわかったように思います。
波の高さが3mでも運用可能な航空機は世界中でもUS-2だけみたいです。
しかも、 航続距離は4500km、行動半径1900km、巡航速度は時速約480km/h。
これは、オスプレイの最大航続距離の3900km、行動半径600km(空中給油で1100km)
をはるかに上回りますね。
救難には欠かせない低速での飛行も世界で唯一の 動力式高揚力装置である
境界層制御(BLC)装置を実用化したことにより可能だそうです。
水陸両用の航空機を製造しているのは日本、カナダ、ロシアの3か国のみです。
その中で、外洋に着水でき、大人数を乗せることが可能で、かつ長距離を飛ぶことができる、
これらの市場要求をすべて満たしているのは「US-2」だけです。
狭い場所でも降りられるとの事。
「試すことはできませんが、上野の不忍池でも降りられると思います」と同社関係者は胸を張る。
いや、流石にそれはご冗談でしょ(笑) 不忍池は真ん中に弁財天さんの島もありますよ。
知らないんでないの?と思っていましたが、よくよく見ると、アレもしかして・・・ということが・・。
よくみると、池の最大距離は340mはあります。
公表の着水距離は330mですから、ギリいけるのか?!
と思わず思ってしまいました
まあ、実際は蓮の花も茂っているうえに、浅瀬は1mもないでし、
進入距離や高さも入りますので、まあ、アレですけど、
なかなかインパクトのある答え方ですよね。
思わず調べちゃいましたよ。
イメージはつかめました。画像は実際の大きさにしてみましたので、
こんな感じで着水するイメージになります。
それにしても大きさに比べて、着水距離が短いですよね。
US-2の全長が33mですから10倍の長さで着水できるということになります!
さらに、離水距離がもっと短くて280mというのですから驚異的です。
このUS-2の更にすごいところは、持っているポテンシャルの高さでしょうか。
色々な用途にも応用ができるとのこと。
●消防飛行艇(15トンの放水が可能)国内最大のヘリ、CH-47チヌークが11トン位
・大規模林野火災における消火活動
・大規模都市火災における消火活動
・火災の延焼抑止、避難路確保等
●輸送飛行艇 (座席数38席)
・離島住民の都市部への交通手段
●多目的飛行艇として(小規模の改造で可能)
・災害救援・離島の医療支援・洋上監視、国境離島保全・物資輸送、国際緊急援助
と、色々な事にも応用できそうです。
水陸両用の航空機を製造しているのは日本、カナダ、ロシアの3か国のみで、
その中で、外洋に着水でき、大人数を乗せることが可能で、かつ長距離を飛ぶことができる、
これらの市場要求をすべて満たしているのは「US-2」だけです。
海洋国家としての必然性と、その技術力を持っているのは、
世界中でも日本だけなんでしょうね。
(大陸国家は開発する必然性もないでしょうし)
この航空機が未だ数機しか運用されていないことが残念です。
ニーズのある海外へ輸出して、もっと活躍して欲しいですね。
少し調べてみましたので興味のある方はご参照ください。
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