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不忍池にも着水可能?世界が欲しがる「US-2」はこんなに凄い!

 

SS(2013-03-25 1.45.11).jpg

 

調べれば調べるほど、改めてこのUS-2のすごさがわかったように思います。

波の高さが3mでも運用可能な航空機は世界中でもUS-2だけみたいです。

しかも、 航続距離は4500km、行動半径1900km、巡航速度は時速約480km/h

これは、オスプレイの最大航続距離の3900km、行動半径600km(空中給油で1100km)

をはるかに上回りますね。

救難には欠かせない低速での飛行も世界で唯一の 動力式高揚力装置である

境界層制御(BLC)装置を実用化したことにより可能だそうです。

 

水陸両用の航空機を製造しているのは日本、カナダ、ロシアの3か国のみです。

その中で、外洋に着水でき、大人数を乗せることが可能で、かつ長距離を飛ぶことができる、

これらの市場要求をすべて満たしているのは「US-2」だけです。

狭い場所でも降りられるとの事。

 「試すことはできませんが、上野の不忍池でも降りられると思います」と同社関係者は胸を張る。

いや、流石にそれはご冗談でしょ(笑) 不忍池は真ん中に弁財天さんの島もありますよ。

知らないんでないの?と思っていましたが、よくよく見ると、アレもしかして・・・ということが・・。

 SS(2013-03-24 19.17.11).jpg

よくみると、池の最大距離は340mはあります。

公表の着水距離は330mですから、ギリいけるのか?!

と思わず思ってしまいました

上野不忍池のコピー.jpg

まあ、実際は蓮の花も茂っているうえに、浅瀬は1mもないでし、

進入距離や高さも入りますので、まあ、アレですけど、

なかなかインパクトのある答え方ですよね。

思わず調べちゃいましたよ。

イメージはつかめました。画像は実際の大きさにしてみましたので、

こんな感じで着水するイメージになります。

それにしても大きさに比べて、着水距離が短いですよね。

US-2の全長が33mですから10倍の長さで着水できるということになります!

さらに、離水距離がもっと短くて280mというのですから驚異的です。

 

このUS-2の更にすごいところは、持っているポテンシャルの高さでしょうか。

色々な用途にも応用ができるとのこと。

 ●消防飛行艇(15トンの放水が可能国内最大のヘリ、CH-47チヌークが11トン

・大規模林野火災における消火活動

・大規模都市火災における消火活動

・火災の延焼抑止、避難路確保等

 輸送飛行艇 (座席数38席)

・離島住民の都市部への交通手段

 多目的飛行艇として(小規模の改造で可能)

・災害救援・離島の医療支援・洋上監視、国境離島保全・物資輸送、国際緊急援助

と、色々な事にも応用できそうです。

水陸両用の航空機を製造しているのは日本、カナダ、ロシアの3か国のみで、

その中で、外洋に着水でき、大人数を乗せることが可能で、かつ長距離を飛ぶことができる、

これらの市場要求をすべて満たしているのは「US-2」だけです。

 

海洋国家としての必然性と、その技術力を持っているのは、

世界中でも日本だけなんでしょうね。

(大陸国家は開発する必然性もないでしょうし)

この航空機が未だ数機しか運用されていないことが残念です。

ニーズのある海外へ輸出して、もっと活躍して欲しいですね。

 

少し調べてみましたので興味のある方はご参照ください。

 

⇨新明和航空機事業のHP(動画もあります)

⇨「対戦哨戒機 PS-1」ウィキペディア

⇨「救難飛行艇 US-1」ウィキペディア

⇨「救難飛行艇 US-2」ウィキペディア

 <関連記事>

→海自飛行艇US-2がインドへ輸出 

→1/72スケールのUS-2がA&Wから発売!

→US-2の系譜〜二式大艇と九七式大艇

→辛坊治郎を救助したUS-2の活躍と救助の仕方について

→【塗装済】US-2を1/700スケールで発見

 

 SS(2013-03-24 10.10.10).jpg

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タグ:US-2
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