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7月6日の今日は「零戦の日」。実機が見られる博物館情報も。

 知っていましたか?管理人は知りませんでした。何でも1939年のこの日、試作機の試験飛行が始まったことを記念してとのことですが、随分マニアックな話です。一体誰が零戦の日にしたのでしょうか(笑)。

そんな零戦を見学できる博物館があります。実機の写真は撮影の著作権の関係で割愛。以下の博物館のHPや、撮影した機体をブログに掲載している方が多くいらっしゃいますのでそちらをご覧ください。


◆所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)

 
Tokorozawa_Aviation_Museum_in_Koku-koen_park_060910.jpg

零戦52型。飛行できる唯一の機体で現在アメリカから里帰り中です。エンジン始動のデモンストレーションもあります。公開は8月31日までなので今年の夏休みは行くしかありません。

所沢航空発祥記念館開館20周年記念イベント「零戦エンジン始動&タキシング(地上走行)見学会」(8/28~31)

→申し込みは
チケットぴあ 2013年7月21日(日)23:30までですよ。


実際に見てきた方がYouTubeにあげてくださいました。

〒359-0042 埼玉県所沢市並木1丁目13
04-2996-2225
地図→
http://goo.gl/maps/H2R90

◆国立科学博物館(東京都台東区上野)
 
非常に珍しい零戦21型の複座型が展示してあります。国立だけあって展示の量と質は半端ありません。半日かけて他の展示物もじっくりと楽しみたいものです。

〒110-0007 東京都台東区上野公園7−20
03-3822-0111

地図→
http://goo.gl/maps/cTG2q

所蔵品の再現モデルの通販もしています。零戦複座型はこちらから購入できます。スケール的には1/144に近い感じですね。造形的にはイマイチ?

http://www.infoparks.jp/kahaku/products/detail.php?product_id=209


Cap 128.jpg


◆遊就館(東京都千代田区九段下)
 

靖国神社にある遊就館では、零戦52型が展示してあります。戦争の面影を色濃く残している展示館です。特攻隊員たちの手紙など涙無しには見ることができません。日本人なら一度は足を運んでみるべき場所ではないでしょうか。

〒102-8246 東京都千代田区九段北3−1−1
03-3261-8326
地図→
http://goo.gl/maps/6fEbv

800px-Mitsubishi_Zero-Yasukuni.jpg



◆エアパーク/航空自衛隊浜松広報館(静岡県浜松市)


こちらは零戦52型甲が天井吊りのスタイルで展示されています。自衛隊の施設だけあって自衛隊機が沢山展示してあるのが嬉しいですね。フライト・シミュレーターがあるのが面白いところ。

〒432-8001静岡県浜松市西区西山町無番地
053-472-1111
地図→http://goo.gl/maps/YWBo8



◆大刀洗平和記念館(福岡県)

珍しい零戦32型が展示。そして世界で唯一の九七式戦闘機も展示されています。ここはオリジナルのプラモデルを販売しているところがマニア心を揺さぶります。

Cap 133.jpg
 
やばい!欲しい!

販売ページはこちら。他にも航空機グッズが沢山!
http://tachiarai-heiwa.jp/shop/toys.html


〒838-0814 福岡県朝倉郡筑前町高田2561−1
0946-23-1227
地図→
http://goo.gl/maps/EwwLi

 



そして現物ではないですが、実物大の模型を展示しているところもあります。

◆大分県宇佐市平和資料館(大分県宇佐市)


映画「永遠の(ゼロ)で使われた零式艦上戦闘機の実物大の模型を宇佐市平和資料館で展示し始めました。出来立ての資料館なのでHPもこれからのようです。

〒879-0455
宇佐市大字閤440番地の5 宇佐市平和資料館
0978-33-1338
地図
→http://goo.gl/maps/nzsCP


ちなみに零戦の21型とか52型とかの名称ですが、機体の開発順(外見の変化)に2桁目からつけていきます。そしてエンジンの形式順に1桁目から付けます。 ですので零戦21型は、機体は2番目の開発、エンジンは1番目。零戦22型は、機体は2番目の開発のままで、エンジンが新しくなったことを表しています。 ちなみに42型は欠番となっています。

零戦の各タイプはざっとこんな感じ。

11型〜64機製造。中国大陸で敵機全機撃墜という強烈なデビューを飾りました。
21型〜艦載用に翼端折れるようにして着艦フックをつけています。真珠湾攻撃で有名。
32型〜エンジンを栄12型から栄21型へパワーアップ!高速化のために翼端をカットしたかたちに。
22型〜栄21型になって減った航続距離を増やしたもの。翼も元に戻す。
52型〜翼の改設計して単排気管にしてスピードアップしたもの、機銃の搭載方法でで甲、乙、丙があります。

機体の改良は多くてもエンジンは1回しか変更していないことが分かりますね。他国の航空機エンジンの開発に比べ、苦労した後が見られます。

→零式艦上戦闘機の派生型

零戦52型が現存するのが多いのは、やはり大戦後期の生産ということと、21型などの艦載機型は洋上作戦で機体を失いやすいということがあるようです。

零戦の映画や書籍は大変多く出ており、日本人には大人気です。太平洋戦争を象徴するような航空機だったと思います。

 

SWEETの零戦がまだ残っているので今日は記念日に合わせて作ってみようかな。

零戦関係の本は沢山出ていますね。最近は映画「風立ちぬ」に合わせて堀越二郎氏のエピソードを盛り込んだ書籍が売れています。あと「永遠の0(ゼロ)」はすごい人気です。まだの方は是非読んでみてください。

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