水上機、それは、海と空が好きな男たちの憧れの乗り物・・・・。なんてロマンチックに語りましたが、現実は海水の錆との戦い(笑)。波が高いと激突して折れますし、操縦もかなり気を使うらしいのです。
日本は海に接している面積が広いので、狭い土地に滑走路を作るより、国内線は水上旅客機をどんどん採用したらいいじゃない?と思った時期もありましたが、波の高さを考慮したり、防錆メンテナンスが莫大にかかるとのこと。やっぱり時間はかかるけど滑走路の方が安全みたいですね。
さて、戦時中ともなりますと、そんな余裕もありません。広い太平洋の島々を攻略していった日本海軍は、偵察に護衛にと世界でも類をみないほど沢山の水上機を実用化させていきました。
→日本の水上機(戦前・戦後)
また戦闘機にフロートをつけて水上戦闘機として実用開発したり(二式水戦)、最初から水上戦闘機を開発するなんてことも(強風)。
食玩でも水上機は多く出ています。
この間コレクションを整理していたら、その水上機を乗せるドリー(台車)だけが出てきました。
何がどの機体のものだか・・・・。
単発エンジンの日本の水上機は1/144の食玩では、
・エフトイズ「ジパングコレクション」の「二式水戦」
・ウイングクラブコレクションL3の「晴嵐」※未だにプレミアムがつく名品
・水上機コレクションVol.01の「零式観測機11型」
・水上機コレクションVol.02の「強風11型」
・水上機コレクションVol.02の「瑞雲11型」
・複葉機コレクションの「九三中練」のCのフロート付き
・ウイングキットコレクションVol.3の「零式水偵11型(三座)」
・ウイングキットコレクションVol.14の「九四式2号水上偵察機」などが出ています。
見逃していたらスミマセン。m(_ _)m
これとは、別に「九七式飛行艇」や「二式大艇」も水上機に入ると思います。デカイのでアルジャーノンプロダクトの「ビックバード」から出ていますね。
さて、ここにあるドリーは全部で5個。久しぶりに乗せてみます。
「晴嵐」と「赤とんぼ水上機」は入手していないので、全部あるはず。
フロート乗せる位置がマーキングされているので分かりやすいです。
零式水偵11型(三座)と九四式2号水上偵察機に関してはドリーが付属していませんでした。ちょっと残念です。
個人的にはこの中では「瑞雲」という水上機が好きなのです。
偵察機でありながら急降下爆撃もできる飛行機です。海軍では珍しいと思われる直線翼、大きなフィレットがカッコいいです。
フロートは単フロートと双フロートがありますが、安定性重視なら双フロート、運動性や高速性能重視なら単フロートが基本です。
しかし、この瑞雲の場合、大型爆弾を装備しないといけないので、胴体でないと耐えられなく、結果、双フロートにした経緯もあります。
「九四式2号水上偵察機」も入手したことですので、赤とんぼCR.42が終わったら水上機特集で製作してみたいですね。
|
|
|
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
戦時中、日本軍は水上機をたくさん持ってたんですねー!
知らなかったです。
確かに錆との戦いでもありますね。
by おーやん (2014-06-16 12:02)
へぇ~、日本は水上機王国だったんですかw(゚o゚)w オオー!
by johncomeback (2014-06-16 15:22)
★おーやんさま
いつもブログ感心しながら拝見させていただいてますm(__)m
塩害対策は大変みたいですね。
★johncomebackさま
こんばんは~。水上機の技術が今の新明和US-2などに活かされているのだと思います。
でもドイツもそうですが戦局が不利になるほど、色々と開発したくなるみたいですね。失敗例に学びもありそうです・・・
by ワンモア (2014-06-16 18:33)
食玩侮りがたし!(@◇@;)
by ys_oota (2014-06-17 01:34)