エプソンEP-802Aの「廃インク吸収パッドが限界です」を一時的に回避する裏ワザ
エプソンさまの無慈悲な警告
はい、出ました。ええ、そろそろ一杯に近づいていますという警告は知っていましたよ。
「そろそろ限界に近づいています」との言葉を無視し続けて数日。
「言ってたよね、私？前から言っていたよね？」
とキレた女の子の行動のようにいきなり動かなくなりました。
でも、よりによって一番大事な時に使えなくなるのは、マーフィーの法則なるものでしょうか。
本体をサービスセンターへ送って、戻ってくるまで最低３，4日はかかります。前回は確か5千円くらいかかりました。今回送ったら合計1万円の出費。プリンターは安いと思って購入してもインク代やらメンテナンス代がめっちゃかかります。
とりあえずコンビニでコピーしてきて急場をしのぎ、今月のおこずかいピンチをしのぐため、このエラー解除の方法を探しました。
で、日本のEPSONが見放しても、海外のEPSONが助けてくれるという情報を。
手順を書きますので、参考にどうぞ。あくまで自己責任でお願いします。
結論を先に言いますと、「廃インク吸収パッドが限界です」という表示を出ないようにするためのソフトです。無料です。
プリンターの中の廃インクタンクは溜まっていますので、いずれは交換しないと溢れます。
今回のように一時的に回避するための措置としてご利用ください。
とはいうものの、廃インクタンクは余裕をみて60％くらいで限界表示を出すそうですので、まだ行けることは確かなようです。そういえば、インクの交換だって、まだ残っているのに交換の表示が出て使えなくなるし、なんか釈然としませんね。
今回の使用環境
iMac（BootCampでWindows7[64bit]使用）、EP-802A、USBケーブル接続。
最初にパソコンと無慈悲な警告が出たままのプリンターをUSBケーブルでつないでおきます(重要)
無線LANでは上手くいきませんし、一旦パソコンを再起動してプリンターをちゃんと認識させておくと成功確率が高いです。このソフトは使う環境がシビアなようで、何度かトライする必要があるケースもあります。
◎まずは、エプソンアメリカのEpson Ink Pads Reset Utilityを入手します（これ無料）
以下のサイトにアクセス
英語のなんちゃら表記がずっと続きます。
スクロールして一番したに同意を求めるチェックボックスがありますのでチェックを。
すると、下に以下の表示があらわれます。住所氏名などを記入する欄ですこしビビリますが、気にしないでいきます。 一番上のModel（機種)を選択します。
日本と欧米では型式が違いますので以下を参考に
EP-801A →EPSON Artisan 700
EP-802A→EPSON Artisan 710 or EPIPR_ART800
EP-804A → EPSON Artisan 730
EP-903A →Artisan 835用
EP-904A→Artisan 837
選択をすると、別画面に移動します。ですので、住所氏名などは記入する必要はありません。
この画面があらわれますので、黄色いボタンをクリック
すると以下のフォームがあらわれます。
ここから重要ですので、じっくりと説明を。
①の欄は自分のメールアドレスを記入します。このメールアドレスにソフトとパスワードが送られてきます。
②国はカナダとUSAしか選択できませんのでどちらでもOK。
③ここでもう一度、自分の機種を選びます。最初に選んだのは実は関係ないみたいですね。
もう一度書きますと、
EP-801A →EPSON Artisan 700
EP-802A→EPSON Artisan 710 or EPIPR_ART800
EP-804A → EPSON Artisan 730
EP-903A →Artisan 835用
EP-904A→Artisan 837
などです。
④シリアルナンバーの記入は、10桁の何でもいいので入れてください。管理人は、abcd123456 と入れてみました。適当でも一応英数字を混ぜてみました。このナンバーは後でもう一度使いますので一応メモってください。
ここまで入力したら、最後の「Get Activation Key」をクリック。これで完了です。
◎さっそく自分のメールアドレスを見てみましょう。
すぐに来ているはずですので、来ていないようなら「迷惑メールフォルダ」も見てみましょう。
しかし！EXEファイルはMacでは解凍できません。解凍できるソフトはあるにはあるのですが、結論的に言うと、Macの環境下では上手くいきませんでした。
ここは素直にWindowsを立ち上げていきます。Windowsを立ち上げて、メールフォルダからもう一度。
さて、ダウンロードしたexeファイルを解凍すると最初に以下の画面が表示されますので、Nextを押します。
この画面が表示されますので、入力を。キーナンバーはコピペでもOK.
[RunUtility]を押します。
ソフトウエアの使用する契約書が表示されます。
日本語です。なぜ日本で行わないのでしょうか？
赤い枠で囲った「Accept」を押して実行します。
「Please turn off the printer」
の表示が出たら成功です。「プリンターの電源を落としてください」という意味ですので、電源ボタンを押してプリンターを停止してください。
完全にプリンターの電源が落ちたのを確認して[OK]を押してください。
「Ink pad counter is reset successfully」(インクパッドカウンタが正常にリセットされます)
の表示が出たら成功です！
OKを押して、プリンターの電源を入れてみてください。
なんということでしょう。警告が消えています。
また使えるようになりました！
では、失敗例です。
「プリンターが検出されません」の表示。
一回ではなかなか成功しないかもしれません。
以下考えられるチェック項目を。
・USBの抜き差しを電源を入れたまましない。
・プリンターの電源を指示に従う前に切っていないか。
・USBケーブルをダイレクトにパソコンにつないでみる
・プリンターのUSBケーブルが2つある場合は差し込み口を変えてみる。
・パソコンとケーブルをつないだ状態で一旦再起動をかける
などなど、やってみて何回かしているうちに成功しました。また、ダウンロードするソフトを変えて試してみるのもいいかもしれません。一筋縄ではいかないようなデリケートなソフトのようです。
・またダウンロードしたソフトがプリンターに対応していなかった。
・パスワードやシリアルキーの入力間違い
などにも気をつけてください。
インク選びについて
管理人は、純正インクはもう使わなくなりました。だってとっても高いから。でも、修理の際に純正じゃないインクをつけたまま修理センターに出したら、戻ってきた時に「純正インク以外のインクを使用した場合は、壊れた時に保証できませんよ」と脅されましたので、万が一の時、純正インクに付け替えて送るように1セット購入して使わないで残しております。
一個100円とかの激安にも手を出したことがあるのですが、残表示が出なかったり、減りがやたら早い感じがしたので止めました。よくかすれてヘッドクリーニングをしていたようにも思います。
ですので、純正インク以外のものを使用する場合は、自己責任で安さだけで決めないでちゃんと選んで買いましょう。
最近利用している自由に色が選べるお店。
インクって均等に減らないのでライトマゼンタとかがやたら余るとかありますよね。
残量表示がちゃんと出るのが助かります。
あとは、いつも利用している「上海問屋」。ここは面白い商品が沢山です。怪しいのも多くて好き。
通常1,000円ぐらいで購入していたのですが、期間限定で以下の値段！今ならオトクです。
急場をしのぎましたが、次きたらどうしようかな。修理か買い替えか悩みます。でも、まだ使えるのにもったいないですよね。
＜追記＞
その後、廃インクタンクについて分かったことがありますので記事にしました。
ある意味、衝撃的事実が(;^ω^)
→エプソン「廃インクタンク」顛末記
こんな記事もどうぞ
2014-06-28 12:39
来たよ(26)
コメント(1)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ：趣味・カルチャー
↓業界最大の品揃え↓
日本のエプソンが見放しても
海外のエプソンが助けてくれる
なんてナイスなフレーズでしょう
でも私 英語 分かんないです 残念★
by タイド☆マン (2015-02-22 21:58)