さて、気を取り直して、明日の記事を。
9月10日は「牛タンの日」です。
9月10日は
「牛タンの日」です。宮城県仙台市にある
仙台牛たん振興会が仙台牛タン業界の活性化のために2006年に制定しました。「9(きゅう)」と「10(テン)」の語呂合わせですね。
なぜ、仙台で牛タンなのか?
Wikipediaでは、戦後のGHQの消費した牛のタンとテールの余り物を有効活用するために始まったとありました。が、なんか違和感を感じていました。
だって牛を日本に丸ごと持ってくるのっておかしいですよね。部位に分けて輸入してくると思いますし、現地の日本の牛もそんなにいないはずですし。
そこで更に調べたところ、仙台牛タンの歴史というHPでは、GHQは、本土から牛肉を解体したものを輸入していたため、牛タン自体はほとんど輸入されていなかったそうです。ですので余り物説はどうやら違うようですね。
→仙台牛タンの歴史 佐野啓四郎さんという方が生みの親だそうですが、当時は、牛タン焼き自体はそれほど人気がある訳ではなかったようです。
やがて高度経済成長期になって、他都市から仙台への転勤族や単身赴任者が増えると、昼食時や夜の街で仙台牛タン焼きの味を知り、仙台赴任からとりわけ東京
に戻ったサラリーマンの間で「仙台で食べた牛タン焼きって美味しかったよなぁ」ってことで評判になります。
また、マスメディアなどに牛タンの高蛋白質の割
に脂肪が少ないことが紹介されると、ヘルシーブームの流れの中で仙台牛タン焼きも有名になりました。
このタンですが、脂肪の付き具合などから国産牛ではなく、米国産の牛が良いと言われております。
ですので、地元の仙台牛ではなく、実際の材料はほとんどが輸入品だそうで。
産地の名産という訳ではないようです。料理が「仙台発祥」ということなのですね。
北海道のジンギスカンもそうですが、羊肉の自給率って2%程度で、98%が輸入品だそうです。
ソウルフードだ、地元の羊だと思って食べているとなんか騙された気分になりますのでご注意を。でも北海道で食べるから美味しいっていうのもありますよね。北海道産の羊肉はほとんど高級料理店に買われてしまうそうで。
9月10日の「牛タンの日」。この日は仙台の牛タン店が割引きや各種サービスをしていますのでお見逃しなく。
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牛タン焼きの旨さですが、タレはもちろん、厚さや隠し包丁などの下準備に秘訣があるように思います。
切り落とし肉は、硬くて味も落ちますので、しっかりと部位を切り分けて下準備したものがオススメです。
宮城県民ですが、牛タンの日は知りませんでした。
今日のランチは久しぶりに牛タンにしようかな。
by johncomeback (2014-09-10 05:53)