さて、金箔を張った"金の零戦"の製作途中ですが、ここで、長年温めていた企画を実行することにします。
以前、零戦の各形式の中でも幻の形式と言われている”零戦42型(A6M4)”を1/144のSWEETで製作してみましょう。
42型についてはこちらの記事をご参照ください(かなり長いですが)。
零戦の22型の製造ラインから現在の52型へ改修した機体ということですので、22型から製作しても良いのですが、実際の所は、ほとんど52型になっていますので、52型をベースの行います。
では、22型→52型の変更点をおさらいしてみます。
・22型の翼幅を32型と同じ11mに短縮し、円形に整形。
と、こんな感じです。22型から52型へとは、外見が大きく異るので、分かりやすいですね。塗装も零戦52型に至っては初期の明灰白色もなくなり、ほとんどが濃緑色になります。
42型を作るキットは?
製作の元になるキットですが、22型からの改修なので、22型のキットも考えたのですが、実際には52型とほとんど同じになりましたので52型のキットで行きましょう。
52型ですが、52型/52型甲/52型乙/52型丙の4種類がありますが、調べたところ、52型ノーマルになります。
1/144 SWEET 零戦52型(甲ではないタイプ)
・ 14126 零戦52型/52甲型
・ 14127 零戦52型/52型甲(本土防空戦)
・No.25零戦52型/52型甲のキットがそれ該当します。
SWEETの52型(ノーマル)から42型への変更点。
・52型の側面の単排気管の耐熱パネルを一体型に変更→パテ埋め
・翼の補助翼、フラップなどのリブを22型のものに変更→スジ彫りの彫り直し
・主翼の機銃を銃身の出ていない22型に変更→22型のパーツを流用
・アンテナは22型の長いタイプ→52型に付いている使用しない22型のパーツを流用
あとは、尾翼の記号"コ-175"ですが、これは自作デカールで製作します。
で、できればですが、22型/22型甲のキットもあると作業は早いです。52型からは、すべて銃身が出ている2号3型銃ですので、それ以前の銃身の出ていない1号銃を表現している部品がそのまま使えるのです。細かいですが。
あと、アンテナも22型までの長いタイプになります。これは、SWEETの52型/52型甲のキットの25番がランナーパーツとしてついていますので流用しましょう。
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