フィンランド空軍はモデラーさんの間ではいつも人気でプラモデルもよく売れているそうです。ウイングキットコレクションvol.11のハピコレ特典もBf109G-6のフィンランド空軍機でヤフオクでも高く取引されているようです。同じくウイングキットコレクションVol.09でもついに空の真珠と言われたバッファローが出ました。
喜び勇んで購入したものの、よく見たら、あれ、B-339じゃん!∑(゚Д゚)
フィンランド空軍が使用したものは、B-239ですので機首のサイズも形状も違うんですよね。そもそもイギリス空軍とオランダ空軍と一緒のラインナップなので違うのは予測していたのですが・・・
ちなみにブルースターF2Aバッファロー戦闘機ですが
F2A-1:初期生産型。エンジンはライトR-1820-34(940馬力)、11機生産。
F2A-2:エンジンは出力を強化したR-1820-40(1,200馬力)に変更、43機生産。
F2A-3:防弾装備を強化したが、重量増加のため運動性は低下した。108機生産。
B-239:フィンランド空軍が使用した輸出型。44機。スペックはF2A-1のダウングレード版。B-339C:オランダ領東インド陸軍航空隊が使用した輸出型。24機。エンジンはR-1820-G105(1,000馬力) 。
B-339D:オランダ領東インド陸軍航空隊が使用した輸出型。48機。エンジンはR-1820-40に変更。
B-339E:イギリス空軍が使用した輸出型。170機。エンジンはR-1820-G-105。
B-439(B-339-23):オランダ領東インド陸軍航空隊が使用した輸出型。20機。エンジンはR-1820-G205A(1,200馬力)に変更 。
とあります。 今回のウイングキットコレクションのものはB-339ですね。
B-239にするための、主な改修点ですが、機首の延長、パネルラインの変更、胴体下の窓枠の廃止などあります。あと、引き込み脚の収納のためにガバっと開いた胴体も見せ場であると思うので直すつもりです。
わかりやすくするために元の機体も塗装を落としてシルバーを吹きました。
胴体下部のパネルラインがすっきりしています。
一番苦労しそうなところ。下が改造中のもの。機首が伸びています。カウリングのパネルラインを直しました。また排気管の位置も側面から胴体下部へ変更です。
ちょっと大変になってきました・・・・。完成はいつになることやら。
空の真珠(タイバーン・ヘルミ)とも呼ばれたB-239ですが、戦争終結までの間、44機中21機を失いましたが(事故による損失も含みます)、ソ連軍機459機を撃墜する赫々たる戦果を上げ、戦後も1950年代までフィンランドの空を守り続けました。もしフィンランドでの活躍がなければ、バッファローは「駄作」という評価だけで終わっていた航空機だっと思います。働き場所を得られて幸運な飛行機だった言えそうです。
有名な書籍ですよね。フィンランド空軍を知るならまずはこれ!
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