日本では人気がとてもあるフィンランド空軍機ですが、かくいう管理人も大好きなジャンルです。少数精鋭で各国から集めた機体を駆使しまくって、何十倍以上ものソ連機を相手に戦い抜く姿は歴史物として、フィンランド陸軍の戦い同様に人気がありますね。
また、フィンランドという国自体も日本語と同じ単語(意味は全然違うけど)や、自然を大切にする習慣、科学技術、ロシアと戦って負けなかった(勝利or不敗)、何よりシャイな人柄など、共通するところも沢山あるようで、こういうお国柄も共感を呼ぶのかもしれません。
そんなフィンランド空軍ですが、迷彩塗装は共通したものが多いようです。
プラモデルの塗装ガイドですと、バッファロー(B-239)では、上面がブラック(クレオスカラーC33)とグリーンFS34102(C303)。下面がグレーFS26440(C325) が多いのですが、ちょっと黒の指定のまま塗ると、きつい感じがします。
ウイングキットコレクションVol.9のフィンランド空軍のバッファローは逆に明るすぎる感じがしますが、完全なブラックではなく、ドイツのRLM70ブラックグリーンに近い感じで、その塗装を行うモデラーさんも多いようですね。
また グリーンFS34102もRLM82ライトグリーンで少し明るめにしたほうが1/144スケール機にはちょうどよいかもしれません。
他のモデラーさんの製作ブログを見ていると皆さん苦労している感じです。
しかし、そんな苦労も今月発売された「フィンランド空軍カラーセット」で解消されそうです。
モデルスカンから発売されます(製造元は安心のガイアノーツ)このセットですが、第二次大戦時におけるバッファロー、モランソルニエ、メッサーシュミットなどから、戦後に採用されたMiG-21にいたるまで、機体に施されていたフィンランド空軍用の迷彩色を再現したカラーセットとなっています。
これはありがたいですね。クレオスカラーの10mlにくらべ15mlと、1.5倍の容量ということもあり、お値段はちょっと高めですが限定生産ですので、早めの予約&購入がいいかもしれません。
色々調べた結果、現時点での最安店は「あみあみ」さんでした。
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エフトイズから出た「70's ジェットコレクション」のMig21にもフィンランド空軍仕様のものが出ていますが、見るとこれも明るいグリーン系ですね。
フィンランド空軍は、ソ連のI-16、イタリアのフィアットG55、フランスのモラン・ソルニエ、アメリカのバッファロー、ドイツのBf109G-2など、両陣営の様々な国の飛行機が同じ国籍マークで揃っているという、なんとも魅力的な話です。
このカラーでいろんな架空機バージョンを作成してみるのも面白いかもしれません。
フィンランドの戦いは大きく以下の2つです(最後はドイツにも攻めこまれますが)。
冬戦争(1939年11月30日 - 1940年3月13日)ソ連がフィンランドに侵入した戦争。3日もあれば終わると楽観していたたソ連の傲慢な思惑を3ヶ月間闘いぬいて見事撃破。フィンランドの勝利。
継続戦争(1941年6月25日 - 1944年9月19日 )周りから孤立し枢軸国側として戦わざる負えなかった戦争。結果は和平に応じてソ連の勝利になったが、独立は維持。
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