1942年の5月22日ですが、加藤隼戦闘隊(飛行第64戦隊)の隊長で有名な加藤建夫陸軍中佐の殉死された日です。基地に襲来したブレニム爆撃機を追撃しましたが、後上方銃座の銃撃を受けて乗機が被弾、帰還が不可能と悟った加藤隊長は海面に突っ込むようにして自爆、戦死しました。
エンジンの音 轟々と 隼は征く 雲の果て 翼に輝く 日の丸と 胸に描きし 赤鷲の 印はわれらが 戦闘機
と、映画でも有名なこの一式戦「隼」ですが、大別すると、Ⅰ型、Ⅱ型(前期、後期)、Ⅲ型とあります。加藤隊長率いる当時の戦闘隊は、初期のⅠ型でした。Ⅱ型では、プロペラが2枚から3枚に変更、エンジンも強力になり、1943年から実戦配されています。Ⅱ型の後期型では集合排気管から推力式単排気管になり速力も増しました。
この隼ですが、日本だけでなく、満州国軍やタイ王国軍でも使用されています。戦後もフランス軍、インドネシア軍、中華民国軍(国民革命軍・国民党軍)、中国人民解放軍(八路軍・ 共産党軍)、朝鮮人民軍に接収された上で使用されています。生産気数が5700機と、日本軍としてはゼロ戦に次いで多いこと、陸軍機の中でも最多の生産機数を誇ること、大陸での運用が多かったことから、接収された後も多くの国で利用されたのでしょうね。
さて、1/144の食玩で一式戦「隼」といえば、ウイングクラブコレクションLとウイングキットコレクションVol.4から出ていますが、うれしいことに、ウイングクラブが隼Ⅰ型、ウイングキットが隼Ⅱ型(後期)とそれぞれのタイプを出しています。
隼のイメージである斑迷彩があるのが嬉しいですね。
さて、この機体用のデカールもアシタのデカールから出ています。しかも、無塗装機用、斑塗装用、濃緑色用、満州国、インドネシア国用と5種類も出ています。一部Ⅰ型も使用できます。
こちらは非常に珍しい満州国軍仕様と米軍、インドネシア軍、タイ王国軍、フランス軍、台湾軍のデカールです。
零戦と違い、大陸で使用されていたので、各国で使用されたというもの珍しいですよね。
食玩が入手できない場合はプラモデルを購入する方法もあります。こちらは入手しやすいです。
マイクロエース(旧アリイ) 金型は古いですがスタイルは良いとの評価です。
嬉しいことに四式戦疾風との2機セット入りで525円!
隼はⅡ型ですね。塗装図がついていないので、アシタのデカールを元に製作してもいいかも。
隼のアシタのデカールはAmazonで送料80円で入手可能です。
中古でウイングキットコレクションの中古が見つかりました
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