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空に憧れて〜ハンググライダーとスカイスポーツ〜

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 8/1で10万アクセス達成しました!ありがとうございます。

このブログは、元々1/144スケールの飛行機のコレクションや模型製作の資料の忘備録のために始めたブログです。

 たまに時事ネタを扱いますが、政治的な話に深く絡むことはこのブログでは扱いません。

あくまでも「飛行機」を純粋に楽しんで愛でていく趣味のブログとしてこれからも不定期に続けて参りますので、よろしくお願い致します。m(_ _)m

 ということで、原点に戻って今回は、管理人が「空への憧れ」ということで始めたスカイスポーツの話を。(ミリタリーの話は出て来ません)。

 映画「風立ちぬ」では少年、堀越二郎が、空への憧れを抱くものの、視力の悪さからパイロットへの夢を諦め、設計者の道を進みますが、現在ではスカイスポーツが大いに盛んですので、趣味で空を飛ぶこともできるようになりました。

800px-Hang_glider_start_hill_aug2004.jpg 管理人がやっていたのは、主にハンググライダーでした。その後は知人・友人の行なっているウルトラマイクロプレーン(モーターハング)熱気球セスナ小型ヘリ等に乗せてもらいましたが、一番「自分は大空を飛んでいる!」という感覚に近いものだったのは、やはりハンググライダーでした。

 翼を自分の体の一部として操って、体全体を駆使して鳥のように飛ぶ感覚はハンググライダーならではです。

 このハンググライダーの原型となる滑空機を作った人物はオットー・リリエンタールという人で、基本的な構造はこの時に出来ています。ですので歴史はかなり深いですし、空を飛ぶ手段としては王道ではあるのです。

 が、このハンググライダーですが、丘や崖まではたたんだハンググライダーを担いで行かねばなりません。 これが20kg以上あって重い重い。斜面を登るのはかなりの重労働でした。また操縦感覚を身体に覚えさせるまでに訓練が必要です。これが地面にぶつかったりだの、自分の胴体着陸だので体中が傷だらけアザだらけになったこともありました。飛べないヒナは惨めです(笑)。

800px-Paragliding_St_Ouen's_Bay,_Jersey.jpg 現在ではパラグライダーの方が愛好家が多いですね。 管理人はこれは体験したことがないのですが、手軽さから言えばパラの方が優っていると思います。

 ハンググライダーは操縦方法を身体に教えこませるまでに結構訓練が必要ですが、パラグライダーの方はハンググライダーに比べると容易ですので年配の方も多いです。覚えるまでの怪我も少ないと思います。女性たちもパラグライダーへ流れてしまい、ハンググライダーは体育会系男子のスポーツにされたフシもあります(笑)。

 パラグライダーは一日体験でも高度10mぐらいは浮きますので日常では得られない浮遊感覚がありますし、インストラクターにお願いして一緒になってもっと高く飛べるスクールもあります。

DG1000_glider_crop.jpg 飛行機のように本格的に滑空してみたい方は、グライダーです。エンジンがありませんので大抵はウインチで引っ張ってもらい空へ上がりますが、本格的な航空機のように操縦ができます。飛行機そのものも好きな方ならおすすめです。コクピットも計器盤も飛行機のそれですし、エンジン音もなくて滑空している姿は優雅です。

 知人でこちら専門でやっている人がいて、同乗する機会もあったのですが、実現する前に、着陸事故を起こしてしまい、機会がなくなってしまいました。

 免許も何もいらないで、気軽に飛ぶなら熱気球ですね。普段着のままで乗せてもらうだけで大空を散歩できます。

a1380_001303.jpg  いずれにせよ、スカイスポーツですので当然、危険も伴います。事故の大半は操縦ミス、判断ミスですので気をつけねばいけません。ハングライダーでは年間数件の重大事故が起きています。ハングと身体を連結するカラビナの付け忘れの事故もあります。(イージーミスですが意外と多いと聞きました)。

 大空へ上がるということには重力に逆らうことになりますから、落下の危険はつきものになります。ま、バイクでも水上スキーなどのマリンスポーツでも高速で進むスポーツには危険はつきものですので、しっかりと安全確認は必要なことですね。

 しかし大空への飛翔は、実際に身体を使わなくても可能です。夢や空想、想像でも舞い上がることができます。 そういう意味では、ラジコンや凧揚げ、紙飛行機でも構わないと思います。自分の豊かな想像力が無限の大空へと上げてくれます。模型を眺めながらどこまでも上がることさえ可能です。大気圏を突き抜けて宇宙飛行だってOKです。その夢を強く持ち続ける人々が、航空技術、宇宙技術を実際に押し上げていくことになるんだと思います。

 人類の発展は、夢や理想、憧れを持ち続けることにかかっているのでしょうね。

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興味のある方は是非のぞいてみてください。この夏にでもチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

ハンググライダー/パラグライダーは、
→公益社団法人 日本ハング・パラグライディング連盟

グライダー、モータグライダーは、
→公益社団法人 日本滑空協会

熱気球などのスカイスポーツの体験は、
→じゃらん「空で遊ぶアウトドア体験」特集

 

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