このブログの飛行機のテーマとは関係ないのですが、秋田の男鹿半島へ出張に行っておりましたので写真をアップします。
男鹿半島は「なまはげ」伝説で有名なところです。いたるところになまはげのモチーフやお土産屋さんなどがあり、街全体で盛り上げているようで。
この「なまはげ」ですが、冬に囲炉裏にあたっていると手足に「ナモミ」 「アマ」と呼ばれる低温火傷ができることがあり“それを剥いで”怠け者を懲らしめ、災いをはらい祝福を与えるという意味での「ナモミ剥ぎ」から「なまはげ」 「アマハゲ」 「アマメハギ」 「ナモミハギ」などと呼ばれるようになったそうです(Wikipedia)。
言うことを聞かない子供に教育の一環として行うこともあるようですが、秋田の知人の話では、「刃物を持ったバケモノがが家に乱入して来る」という恐怖で、結構トラウマになっている人も多いみたいです(笑)。 そりゃそうだ。
一般的に、赤面がジジナマハゲ、青面がババナマハゲとされていて、ルーツは色々あるようですが、人里離れた場所にひっそりと住み着いた外国人という話もあるようですね。秋田美人もロシア人に血が混ざっているので色白美人が多いとか色々な説があるようですので、外国人の鼻が高いことから「天狗」となったり、赤ら顔が「赤鬼」の由来になっているかもしれません。
と、宿泊したホテルから現場まで車に乗せてもらって移動していたのですが、そばの秋田港のフェリーや漁船に混じってなにやら違和感のある船が停泊していました。
ん?なんだこれ??イージス艦?輸送艦?なんでこんな港に?地元の知人たちも初めてみるようです。
かなり大きいです。気になって仕事から帰ってからホテルで色々調べてみました。
手がかりはかろうじて見えた「425」という艦番号とクレーンのようなもの。それに停泊している秋田港で。
その結果わかったことは、これは「ましゅう」という補給艦でした。2004年から就役している海上自衛隊の艦戦の中では最大級に匹敵する巨大艦だそうです。排水量は、基準13,500トン。満載時 25,000トンで、全長221mですからデカイです。就役したばかりの「いずも」の満載排水量が27,000トンですから、今までは最大級の大型艦だったのですね。
この「ましゅう」ですが、その名は摩周湖に由来するそうで、同型艦の「おうみ」も琵琶湖の古名がつけられています。補給艦はこの他にも「とわだ」(十和田湖に由来)、「ときわ」(常盤湖に由来)、「はまな」(浜名湖に由来)と、すべて湖の名前がついているようですね。満々と水を蓄えた湖が補給という使命の艦の名に相応しいと思います。海上自衛隊は日本帝国海軍時代からネーミングのセンスが素晴らしいと思います。
米海軍や韓国海軍などは「ジョージ・ブッシュ」とか「安重根」などの抗日独立運動家にちなんだ名前とか他国を刺激するような名前ばかりですしね。なんだかなぁ~って感じです。日本だと、さしずめ護衛艦「鳩山一郎」とか、駆逐艦「小沢一郎」 という感じになるのでしょうか(笑)。
さて、何で「ましゅう」が、停泊していたのかというと「かほ市」で行う「県総合防災訓練」に参加するため、県の要請を受けて27日から秋田港に入港していたそうで。防災訓練では、大地震の負傷者をヘリなどで洋上の「ましゅう」に搬送する訓練を行いました。PR活動の一環で一般公開していたんですが残念!仕事でなければ見学したかった・・・。
あぁ、秋田に来てまでミリタリー系になるとは(笑)!
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ご訪問&niceありがとうございます。
by sarusan (2013-09-02 15:25)
5年前に秋田市内からレンタカーを借りてなまはげを見て来ました。
懐かしいです。
そこで見た白黒のビデオで、子供がなまはげに両足を捕まれて、両手は家族に一生懸命にしがみついている映像がありましたが、そりゃあトラウマになるでしょうね。
by ヨッシーパパ (2013-09-02 17:31)
sarusanさま
これからもよろしくお願いします。
ヨッシーパパさま
そうですよね(笑)地元の人もいかに怖がらせるかが目的みたいなことを言っていました(笑)。
by onemore (2013-09-03 15:04)