◆帯や識別色の塗装
前縁の橙黄色と白帯塗装を。これは隠蔽力の強いガイアカラーを使います。値段は張りますが、一発で塗装できるスグレモノ。
◆ハゲチョロの再現
リアル感を出すためにハゲチョロという手法があります。要は使いこなした機体の塗装がちょろちょろと剥げてきているから”ハゲチョロ”(笑)。
この再現方法は各モデラーさんが様々に工夫を凝らし紹介していますが、今回はオーソドックスな手法で行きます。
下地にシルバーを吹いていますので、その上から半ツヤもしくはつや消しの塗装をして、爪楊枝やピンセットでカリカリと塗装を剥がしていきます。本当は水性カラーの方がはがしやすいのですが、今回はこれで行きます。
密着が良すぎると剥がれにくいのですが、今回はかなり薄く塗装していますので、剥がしやすいです。また表面の細かいキズを#2000の耐水ペーパーでこすって再現。
やり過ぎた場合は、上から上面色を薄く吹いてやり直し。
1/144スケールは小さくて難しいのです。
◆退色の表現
上面のハゲチョロを行うと日の丸デカールが鮮やか過ぎて浮いている感じに(笑)。日の丸だけ剥げていないのもおかしいですし、色度も高いので、退色表現をしてみます。
赤に灰緑色を混ぜて彩度を落としてさっと軽く吹いておきます。
周りと馴染んだ感じが出せればOK。ホントはここも塗装が望ましいのかもしれませんね。
こちらが、ハゲチョロの前の状態。どうでしょうか。
今回のイメージは下の箱絵の感じです。綺麗に汚すというのは矛盾しているようで、なかなか難しい作業でした。
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確かにグッとリアル感が増しましたね(^^)ニコ
by johncomeback (2015-06-26 13:26)
航空燃料のオクタン価も そうですが
塗料の質も良くなかったので よく剥げたそうですね★
by タイド☆マン (2015-06-27 03:44)
★ johncomeback さま
いつもありがとうございます^^
でも綺麗に塗装するより難しいのです^^;
★タイド☆マンさま
そういえば、日本機ってみんなボロボロですよね。
by ワンモア (2015-06-30 10:25)