ブルーのエリアが、「避難指示解除準備地域」です。この地域には、特別な許可がなくても入ることができます。特別な許可がなければ自宅などに泊まることはできませんが、会社や店を開くことはできます。
赤いエリアが「帰還困難区域」です。特別な許可がなければ、立ち入りできない地域で、国道から入るには検問があります。現在の放射線の年間積算線量が50ミリシーベルトを超えており、5年後も20ミリシーベルトを下回らない可能性のある地域です。
浪江町でも楽しめる時が来ると良いなと感じます。
それと、前回のレポでもそうですが、浪江町で会うのはほとんどが我々と同じおじさん世代です。若い女性、ましてや子供の姿に会うことは一回もありませんでした。たまに若い女性を見る時もあるのですが作業服姿で出向で来ている感じで地元の人ではないようです。小学校や中学校の跡地などを見ると、この地に子どもたちが戻ってくるのはいつになるのかなと寂しい思いがします。
福島の事をあれこれという人たちがいます。自分できちんと調べた情報、人から聞いた情報、噂のようなかたちで聞いた情報など様々です。
それが真実の情報なら良いのですが、嘘の情報、誇大な情報、何か政治的な意図的に歪められた情報だと風評被害に繋がります。
自分の得た情報は正しいと思って人に伝えるのは良いのですが、その話を聞いて心が不安になったりする人たちもいますので、その言葉や情報の発信には責任を持っていただきたいと思うのです。一番困るのは、本人は噂話程度に聞いた内容を色んな人に広げて、相手を不安にさせておいて、そのうち本人がコロっと忘れていることですね。
関東からきて、こちらの地元の人たちと話をしていて一番違いを感じるのは、みんなしっかりと考えているんだなぁということでした。
<関連記事>
→福島原発の避難区域に行ってきた。東日本地震その1(2014.03 大熊町)
→福島原発の避難区域に行ってきた。東日本地震その2
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福島は本当に気の毒です。
僕は積極的に福島産のモノを購入していますが、
それを孫に食べさせるのは躊躇してしまいます
by johncomeback (2016-09-02 20:35)
廃墟マニアだけど・・・こういうとこは辛い・・・
と言うか絶対行かないボクです。
生命が脅かされる(た)廃墟は胸が締め付けられる。
ほんとにそうですね。いつか子供たちや大きい子供たちがポケモンGOできる未来になってくれたらいいですね^^
ちなみにボクは禁ポケゴー中です!
by ちょいのり (2016-09-03 01:55)
センターラインのズレ・・・地震のすごさを感じます。
お店の営業は良いけど、住むのはダメ・・・、
放射線量、同じ量の被爆ですから、、
放射線蓄積時間で区切っているんでしょうか。
自分には、意味が分かりません。。
取りあえず、生活環境を作っちゃえ~!!
復興が進んでいるように見せろ!!
としか・・・思えません。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2016-09-03 08:38)
★johncomeback さま
私もこれから成長する子どもたちへの影響は考えてしまいます。子どもたちがいないのもそのせいなのでしょうね・・・。
★ちょいのりさま
こういう廃墟は辛いですよね。私は与えられた環境を当然のものと思わないようにたまに自分自身を戒めるために訪れることがあります。
★なんだかなぁ〜!! 横 濱男さま
浪江町はまだまだという感じですかね。道路を挟んで入っていい、ダメとかよくわかりません。
by ワンモア (2016-09-04 18:04)